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椎間板ヘルニアからくる腰痛へのアプローチについて【FAQ】
腰椎の椎間板ヘルニアについてお問い合わせをいただきました。

椎間板ヘルニアについては同じようなお問い合わせが多いので、解説を加えた上で回答を共有させていただきます。
椎間板ヘルニア由来の慢性腰痛について
10年以上前に腰椎椎間板ヘルニアと診断され、現在も慢性的な腰痛に悩んでおります。
朝の起床時や長時間座った後の立ち上がり、前かがみの動作で痛みが強く、日常生活に支障が出ている状況です。
椎間板ヘルニアに対するカイロプラクティック施術は可能でしょうか。また、10年以上経過した慢性状態でも改善の可能性はありますでしょうか。具体的な施術内容についても教えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
当院からの回答

椎間板ヘルニア由来の腰痛についてお答えします
当院では椎間板ヘルニアへの施術も行っております。ただし、厚労省の注意喚起にもあるように、椎間板ヘルニアそのものに対して施術を行い、突出した椎間板を戻すようなものではないので、正しい理解のためにもこちらで説明させていただきます。
椎間板ヘルニアからくる腰痛への施術は可能です
当院では椎間板ヘルニアによる慢性腰痛の方も多く来院されており、カイロプラクティックによる施術を行っています。10年以上経過した慢性的な状態でも、適切なアプローチにより変化を期待することができます。
椎間板ヘルニア自体に直接施術を行い治すのではなく、身体全体のバランスを整えることで椎間板にかかる負担を軽減させることを目指していきます。これにより、朝の重だるさや立ち上がり時の痛みなどの日常的な不快感が和らぐことが期待できます。
なぜ長期間腰痛が続くのか
実は、椎間板ヘルニアがあるだけでは症状が出ない場合が多いことが分かっています。画像ではヘルニアが見えても腰痛が無い方、画像では健康に見えても腰痛に悩まされている方がいます。
長期間の腰痛が続く理由として、身体のバランスのくずれが大きく関わっています。関節や筋肉が正常に動いている部分と動いていない部分のアンバランスにより、特定の場所に負担が集中してしまうことが一つの要因です。
また、ストレスや偏った姿勢、神経の過敏状態なども慢性腰痛の要因となることがあります。これらの複合的な要因が、長期間の症状継続に関与している可能性があります。
当院の施術内容について
カイロプラクティックでは、背骨や骨盤帯の動きのバランスがくずれることで、脳が身体の状態を正しく把握できない状態(カイロプラクティックサブラクセーション)が生じると考えています。
この状態に対して、アジャストメントと呼ばれる手法で関節や周囲の組織に刺激を入れ、脳を含む身体全体に変化を与えることを目的としています。

身体のバランス調整
まず、背骨~骨盤帯の関節や骨格を支える筋肉の機能改善に取り組みます。動いていないところが動く、動くべきところが動くことで、腰への負担を減らすことが基本となります。
四肢の関節や筋肉のバランスにもアプローチすることで、総合的にバランスを整え、一部に負担がかからないような身体づくりを目指します。
セルフケアを学ぶ
カイロプラクティックアジャストメントや筋肉への施術を受けた後で、バランスのとれた状態を維持するために、また、最終的には自分でケアができるように、セルフケアの正しい方法やコツを学んでいただきます。
椎間板ヘルニアは治るのか
多くの椎間板ヘルニアは、飛び出し方のタイプにもよりますが、時間と共に自然に消失することが知られています。
その際にしっかり関節が動いていることが大切なので、ヘルニア部位に負担がかかり過ぎていない状態を維持することが重要となります。
ただし、すべてのヘルニアが自然に消えるわけではありません。
症状が長期間続いている場合は、そもそも関節や筋肉のバランスがくずれて負担が偏るなど、身体が悪循環になっている状態なので、カイロプラクティックなどでの介入により身体のバランスを整える必要があります。
まずはご相談ください
慢性的な腰痛は複雑な要因が絡み合っていることが多いですが、カイロプラクティックの視点から新たな解決の道筋が見つかることがあります。
お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。詳しい評価を行い、あなたの症状に最適なケアプランをご提案させていただきます。生活の質を向上させ、痛みに悩まされない日常を取り戻すお手伝いをいたします。
腰の痛みに関連するページのご案内
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。