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妊娠中の腰痛ケア|マタニティカイロプラクティックについて【FAQ】
妊娠中のカイロプラクティックケアについてお問い合わせをいただきました。

妊婦さんへのカイロプラクティックについてはお問い合わせいただくことが多いので、解説を加えた上で回答を共有させていただきます。
妊娠中のカイロプラクティックケアについて
現在、妊娠7カ月です。
妊娠してから腰痛がひどくなり、朝起きる時や立ち上がる時、寝返りの際に強い痛みを感じます。家事をするのもつらく、洗濯物を干したり掃除機をかけたりするのも一苦労で、途中で休憩が必要な状況です。
妊娠中なので薬も使えず困っていたところ、友人からカイロプラクティックが良いと聞きました。ただ、妊娠中に受けても安全なのか、お腹の赤ちゃんへの影響はないのか、どのような施術をするのかがわからず不安に感じています。
腰痛以外にも肩こりがひどくなってきているのですが、一緒に改善していただけるでしょうか。
一度相談にお伺いしたいと思いますので、お返事をいただけますと幸いです。
当院からの回答

妊婦さんへのカイロプラクティックについてお答えします
アメリカでは妊娠ケアの一部としてカイロプラクティックが広く認知されており、産婦人科医が推奨している場合もあります。ただ、日本ではそこまで広まってはいないため、受けてみたいけどわからないことが多いので不安という方も多い印象です。
そこで今回は、いただいたご質問への回答と補足情報をお伝えしたいと思います。
妊娠中でもカイロプラクティックは受けられます
妊娠中にカイロプラクティックを受けることはもちろん可能で、適切な知識と技術を持ったカイロプラクターが行えば安全な身体ケアの選択肢です。
アメリカのカイロプラクティック教育課程では、妊婦さんを始め、赤ちゃんや子ども、高齢者などに対してどのようにカイロプラクティックを提供するかも学びます。
妊娠初期から臨月まで、それぞれの時期に応じた施術が可能で、むしろ早い段階からケアを始めることで、妊娠期間を通してより快適に過ごすことができます。
お腹の赤ちゃんへの影響について
お腹の赤ちゃんへの直接的な悪影響はありません。妊娠中のカイロプラクティックでは、お腹を圧迫しない姿勢で施術を行います。横向きや座位、仰向けなど、妊婦さんが楽な姿勢を選んで行います。
お母さんの身体のバランスが整うことで、赤ちゃんにとってもより良い環境になるとされていて、母子ともに健康な状態がサポートされる形になります。
妊娠中の身体の変化と症状
妊娠中は体重の増加やホルモンの影響で、身体に大きな変化が起こります。リラキシンというホルモンにより関節や靭帯が緩み、お腹が大きくなることで姿勢や重心も変化します。
これらの変化が、腰痛、恥骨痛、肩こり、頭痛、むくみ、便秘などの症状につながることもあります。薬の使用に制限がある妊娠中だからこそ、自然で安全なカイロプラクティックの価値が高まります。
よくある症状と施術内容
カイロプラクティックは身体のバランスを整えるものです。腰痛や肩こり、恥骨痛、坐骨神経痛、頭痛、むくみ、便秘といったお悩みで利用される方も多くいらっしゃいますが、妊娠期の身体のバランスを整えることが一番の目的です。
妊娠中の施術では、通常行うものと違い、週や身体の状態によって、方法やポジションを工夫して行います。妊娠中は関節が動きやすくなっているため、優しい力でも十分な変化を期待することができます。
強い力を押したり、捻ったりすることはなく、必要に応じて専門的なツールなども使うなど、身体の状態にあったものを提供します。
当院での施術の流れ
初回はまず詳しいカウンセリングを行い、現在の症状や妊娠の経過について伺います。その後、安全性を最優先に考えた評価と施術を行います。*主治医の先生に言われていることなどもお伺いさせていただきます。
初回は45~60分程度、2回目以降は20~30分程度の施術時間で、妊婦さんの体調に合わせて調整します。施術後には、妊娠中でも安全に行えるセルフケアの方法もお伝えします。

施術の頻度とタイミング
症状の程度により異なりますが、初期は週1〜2回程度からスタートし、身体の変化に従って間隔を空けていきます。安定している場合はメンテナンスとして月1〜2回程度が理想的です。
体調が安定している安定期(16週以降)からの開始がおすすめですが、症状がつらい場合はより早い時期からでも対応可能です。遅すぎることも無いので、お身体のことで気になる場合はいつでもご相談ください。
当院でケアをされている方の例
当院では以下のような方々に多くご利用いただいております。
- 腰痛や坐骨神経痛など妊娠中に出てきた症状のケアのために受ける方
- 妊娠を期に身体をしっかり整えていこうと思った方
- 産前から通っていて、産中産後もケアを続けている方
- 産後の腰痛と子育てからくる肩こりのために受ける方
産後も受けた方がいい?
出産は女性の身体にとって大きな出来事です。産後は骨盤帯のバランスや筋力の低下により、新たな不調が現れることもあります。産後もケアを受けることで、健康な身体を取り戻すお手伝いができます。
育児による肩こりや腰痛の予防をしながら、元気に子育てができる身体づくりをサポートします。
まずはご相談ください
妊娠中の身体の不調は、お一人で我慢せずにご相談ください。適切なケアにより、快適なマタニティライフを送ることができます。
詳しい評価を行い、あなたの症状と妊娠の状況に最適なケアプランをご提案させていただきます。安全な施術により、母子ともに健康な状態をサポートいたします。
その他の症状に関するご案内
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。