
院長:近江お気軽にご相談ください!
結婚式や特別なイベントに向けて、ずっと気になっていたドレスがある。でも背中が開いたデザインは選べない。そんな気持ちを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
背骨の状態が気になって、好きな服を着ることをためらってしまう女性は少なくありません。大人になってから影響が出る側弯症は、背中の見た目だけでなく、身体全体のバランスにも関係しています。
この記事では、背骨の状態が身体にどう影響するかを、カイロプラクティックの視点から丁寧にお伝えします。


当院では結婚式に向けて姿勢を整えたいという目的で通われる患者さんも一定数いらっしゃいます。見た目のきっかけであっても、背骨の状態を整えるケアにしっかりつながっています


側弯症による背骨の弯曲は、姿勢の非対称さとして身体の表面に現れます。鏡の前に立ったときのアンバランスな印象は、背骨の状態が深く関わっていることがほとんどです。まず、どのような変化が起きているのかを理解することが大切です。
背骨が左右に弯曲すると、肩甲骨の位置や高さが左右で変わってきます。一方の肩が上がっていたり、腰のラインが左右で異なって見えたりするのは、この弯曲の影響です。
背中が見えるデザインの服を着たときに感じる「なんかおかしい」という違和感は、この非対称さから来ていることがほとんどです。
骨盤の左右差も伴うケースが多く、立ち姿全体のバランスに影響していることがあります。
側弯症には左右への弯曲だけでなく、背骨の「回旋」と呼ばれるねじれが伴います。このねじれによって、背骨につながる肋骨の位置が左右で変わり、背中の片側が出っ張って見えることがあります。
前に屈んだときに片側の背中が盛り上がって見える状態は、この回旋の影響によるものです。
ねじれは弯曲の角度に比例して大きくなる傾向があり、コブ角が大きいほど背中の輪郭の変化も目立ちやすくなります。背中が露出したドレスを着たときに気になるのは、多くの場合このねじれが生む非対称からです。
30〜40代の女性に多く見られるのが、思春期特発性側弯症が残ったまま大人になったケースです。学校の健診で指摘されたものの「様子を見ましょう」と言われてそのままになっていた方も少なくありません。
当時は自覚症状がなかったとしても、年齢を重ねるにつれて腰痛や姿勢のくずれとして影響が現れてくることがあります。
指摘されていなかったケースでも、姿勢評価や動きの確認を通じて弯曲の影響が明らかになることがあります。
思春期に弯曲が止まっていても、背骨のねじれや左右差は身体に残り続けます。
大人になってから腰痛や肩こりが出てきたり、姿勢がくずれやすくなる背景には、こうした既存の弯曲が関係していることがあります。
痛みがなくても、体の左右差や柔軟性の低下という形で影響が出ていることが多いです。「昔から肩の高さが違う気がしていた」という方は、一度背骨の状態を評価することをおすすめします。
特に女性は、妊娠・出産後に腰への負担が増してから初めて自覚するケースもあります。
「背中が目立つから」と好きなデザインを諦めてしまっている方に伝えたいのは、背骨の状態は整えていくことができるという点です。
見た目を変えることを最終目標にするのではなく、身体の機能を整えることの結果として姿勢が変わっていくという順番が大切です。
側弯症のケアに期待できることは、大きく4つに整理できます。腰痛や神経症状などを和らげたい、見た目や姿勢を改善したい、レントゲン上の弯曲角度を減らしたい、 そして進行を遅らせたい、というものです。
このうち症状の軽減と姿勢・見た目の変化は、比較的早い段階から変化を感じやすい傾向にあります。一方でレントゲン上の角度変化には時間がかかることが多く、変化が小さい場合もあります。「何を目標にするか」を最初に明確にしておくことが、ケアを続けるうえで大切な視点です。
当院では、結婚式を控えた女性が姿勢ケアを目的に通われるケースが一定数あります。「写真に残る姿勢を整えたい」「ドレスを自信を持って着たい」というきっかけで通い始め、背骨の状態そのものが改善されていく方もいます。
結婚式の数ヶ月前から定期的にケアを始めることで、当日に向けて身体の状態を整えていくことができます。見た目のきっかけであっても、身体の機能を整える本質的なケアにつながっていきます。
背骨の可動性が回復すると、自然と体幹を使った立ち方ができるようになります。
肩の左右差が小さくなったり、背中のラインがまとまって見えたりする変化は、姿勢機能の改善が身体の表面に反映された結果です。
特に立ち姿や歩き方にも変化が出てくる方が多く、日常の動きやすさにもつながっていきます。こうした変化は、身体の機能回復の過程で現れてくるものです。
身体の変化は一度で起こるものではありませんが、継続することで確実に積み上がっていきます。
カイロプラクティックでは背骨・骨盤の状態を丁寧に評価したうえで、アジャストメントによって関節の可動性を引き出すことを目指します。弯曲の角度を数値で減らすことよりも、背骨が本来の動きを取り戻して体幹が安定することを重視しています。
初回では姿勢の評価を丁寧に行い、どの部位に可動制限があるかを確認します。弯曲の部位や方向、ねじれのパターンは人によって異なるため、個別の評価が不可欠です。
思春期からの弯曲が残っているケースでは、ねじれのパターンを把握したうえで介入する必要があります。評価・介入・再評価のプロセスを繰り返しながら、状態の変化を継続的に確認していきます。
施術と並行して、体幹トレーニングや胸椎の可動性を維持するストレッチを日常に取り入れることが重要です。
一人ひとりの状態に合わせたセルフケアの方法をお伝えしていますので、何から始めればよいかわからない方も安心してください。
できることからひとつずつ取り組むことが、身体の変化を積み重ねる近道です。背中の開いたドレスを着たいという思いを、背骨のケアを始めるきっかけにしてほしいと思っています。
身体の状態は日々の積み重ねで少しずつ変わっていきます。一人で悩まず、まずは現状を知ることから始めてみてください。いつでも気軽にご相談ください。

