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【2026年最新】足底筋膜炎を根本解決する後足部ケア

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「足底筋膜炎と診断されてケアを続けているのに、なぜかまた再発してしまう」という経験はありませんか。今回は少し専門的な内容になりますが、足底筋膜炎を根本から解決したい方にはぜひ知っておいていただきたい話をします。

足裏をマッサージしたり、インソールを変えたりしても症状が繰り返される場合、後足部の適切なはたらきと後脛骨筋の機能という視点が見落とされていることがほとんどです。足底筋膜炎を根本から解決するためには、この二つの視点が欠かせません。

院長:近江

足底の痛みだけを診ていても根本解決には至らない、というケースを現場で数多く経験しています

目次

足底筋膜炎が繰り返される本当の理由

足底筋膜炎のケアとして広く行われているのが、患部のマッサージや湿布、ストレッチなどです。これらは痛みを一時的に和らげる効果はありますが、症状が繰り返される場合には「なぜ足底筋膜に過剰な負荷がかかり続けているのか」という根本の原因を探る必要があります。

足裏だけを診ていては、その答えにたどり着けないことがほとんどです。

足底筋膜炎の根本解決には、なぜそのストレスが繰り返し生まれているのかを特定することが何より重要です。そのカギを握るのが、後足部の適切なはたらきと後脛骨筋の機能です。

後足部の適切なはたらきと足底への影響

後足部とは、踵骨(かかとの骨)と距骨からなる足の後ろ側の部分のことです。この後足部には、歩行や走行における衝撃吸収という非常に重要な役割があります。

後足部が適切に機能しているかどうかが、足底筋膜にかかるストレスの大きさを左右します。後足部の機能を理解することが、足底筋膜炎の根本的な改善への出発点になります。

ヒールストライク時の後足部の動きとショック吸収

歩行や走行では、かかとが最初に地面に着くヒールストライク(踵接地)の瞬間に、体重の数倍に相当する衝撃が足部に加わります。

この時、後足部は適度に回内方向(内側へ倒れる方向)へ動くことで、衝撃を和らげるクッションのはたらきをしています。この動きは足全体のアーチが自然にたわむことを促し、地面からの力を身体全体に分散させるために不可欠です。

後足部のはたらきに何らかの問題がある場合、この衝撃吸収がうまく機能せず、吸収されなかった力がそのまま足底の組織にダイレクトに伝わってしまいます

たった一歩でも足底筋膜への過剰な負荷がかかり、それが何千歩・何万歩と積み重なることで、組織の損傷と炎症が引き起こされるわけです。

後足部の過回内と過剰な牽引力の問題

一方で、後足部が必要以上に内側へ倒れ込む過回内の状態が続くと、今度は別の問題が起きます。アーチが過剰に潰れ続けることで、かかとから足の指のつけ根に向かって走る足底筋膜が着地のたびに引き伸ばされる牽引ストレスを受け続けます。

衝撃吸収が不十分な場合も、過回内による過剰な牽引が続く場合も、どちらも足底筋膜への慢性的なダメージにつながるという点が重要なポイントです。

後脛骨筋が足底筋膜炎の鍵を握る理由

後足部の適切なはたらきと切り離せない関係にあるのが後脛骨筋です。後脛骨筋はすねの後ろ側から足の内側にかけて伸びる筋肉で、足の内側縦アーチを支え、後足部の動きをコントロールするという重要な役割を持っています。

この筋肉が正常に機能しているかどうかが、後足部のはたらきと足底筋膜への負荷を大きく左右します。

接地から蹴り出しにかけての後脛骨筋のはたらき

ヒールストライクの後、足が地面に完全に接地するフラットフット期から蹴り出しにかけて、後脛骨筋は後足部の過剰な回内を制御しながら足のアーチを安定させるはたらきをします。いわば後足部の「ブレーキ役」として、衝撃吸収後の足が過剰にくずれないよう支えているわけです。

後脛骨筋の機能が低下すると、このブレーキが効かなくなり後足部の過回内が助長され、足底筋膜への牽引ストレスが増大し続けるという悪循環が生まれます。これが、後脛骨筋の機能評価が足底筋膜炎の根本解決に欠かせない理由です。

後脛骨筋が弱化しやすい背景

後脛骨筋は日常的に体重を支える負荷を受け続けているため、加齢や運動習慣の変化によって機能が低下しやすい筋肉です。

また、後足部の過回内が続くと後脛骨筋が常に引き伸ばされた状態で作用することを強いられ、疲弊して機能がさらに低下するという悪循環も起きます。この筋肉の機能低下は外見からは分かりにくく、専門的な評価がなければ見落とされ続けることがほとんどです。

根本解決に向けたアプローチの考え方

足底筋膜炎を根本から解決するためには、後足部の衝撃吸収機能と後脛骨筋のコントロール機能の両方を正確に評価した上でアプローチすることが必要です。静止した状態での評価だけでは不十分で、歩行や走行という動きの中でこれらがどのように機能しているかを確認することが重要です。

インソールや靴による補助は今の痛みを和らげるために有効ですが、後脛骨筋の機能回復や後足部の正常なはたらきを取り戻すことにはなかなかつながりにくい面があります。

専門家の評価のもと、後足部の動きを改善するための適切な運動を継続することが、再発しない身体づくりへの本質的な道筋です。後足部・後脛骨筋の問題は骨盤や股関節のアライメントとも連動しているため、下肢全体の連鎖を整える視点が根本解決には欠かせません。


院長:近江

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