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知っておきたい!脊柱管狭窄症の原因別、保存療法の考え方

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「歩いていると足がしびれてくる」「少し歩いただけで休みたくなる」

そんな経験が続いていませんか。病院でMRIを撮り、脊柱管が狭くなっていると言われた方の中には、「これはもう一生付き合っていくしかないのかな」と感じている方も多いかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。大切なのは「狭くなっている」という事実よりも、脊柱管狭窄症の場合、なぜ狭くなっているのかという原因のほうです。原因を知ることが、これからできることを決める大事な出発点になります。

一人で抱え込まず、まずは「なぜ?」を一緒に整理していきましょう。

院長:近江

「脊柱管が狭い」という状態はあくまで結果です。何がそうさせているのかを正確に把握しないまま悩み続けてほしくないという思いがあります

目次

「狭窄」という言葉に惑わされないために

脊柱管狭窄症という診断名を聞いて、深刻な病気のように感じてしまう方は少なくありません。ただ、この名前は「脊柱管というトンネルが狭くなっている状態」を表しているにすぎず、なぜ狭くなったのかという説明は含まれていないのです。

「狭窄」は怖い言葉に聞こえるかもしれませんが、それ自体は状態の説明です。

重要なのは、何がその狭窄を引き起こしているのかを医療機関できちんと特定することです。原因によって、これから取れる選択肢がまったく変わってきます。

狭窄を引き起こしている原因はさまざまある

脊柱管が狭くなる背景には、いくつかの異なるメカニズムが存在します。それぞれ身体に起きていることが違うため、画像検査や専門的な評価によって正確に把握することがとても大切です。

椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨の間にある椎間板が変性・突出することで、脊柱管の中にある神経を圧迫するケースです。若い世代にも見られ、腰だけでなく足へと広がる痛みやしびれを引き起こすことがあります。ヘルニアが原因の場合、その大きさや位置、症状の程度によって対応が変わってきます。

黄色靭帯の肥厚

脊柱管の後壁を構成している黄色靭帯が厚くなり、神経の通り道を狭めるケースです。加齢とともに起こりやすく、腰を反らしたときに症状が強くなる傾向があります。長年の姿勢の癖や腰への繰り返しの負荷が関係していることもあります。

椎骨のすべり症(脊椎すべり症)

腰椎の骨が前後にずれることで、脊柱管の形が変形し神経への圧力が高まるケースです。分離症(疲労骨折)を背景に起こる「分離すべり症」と、加齢による変性が原因の「変性すべり症」があります。すべり症の有無と程度は、レントゲン写真などで確認する必要があります。

骨棘(こつきょく)の形成

椎体の縁に骨の出っ張り(骨棘)ができ、それが神経に触れることで症状を引き起こすケースです。変形性脊椎症として知られるこの変化は、長年の負荷や炎症に対して骨が反応した結果として起こります。

椎間関節の肥大・関節嚢の肥厚

腰椎の後方にある小さな関節(椎間関節)が変性・肥大することで、脊柱管や椎間孔が狭くなるケースです。変形性変化が慢性化すると、関節周囲の組織も厚くなり神経への圧迫が増すことがあります。

腫瘍・嚢腫などのスペース占拠性病変

頻度は少ないものの、脊柱管内に嚢腫や腫瘍が生じることで神経が圧迫されることもあります。このケースは画像検査なしには判断できないため、症状が続く場合は必ず医療機関での確認が必要です。

先天的な脊柱管の狭さ

生まれつき脊柱管の直径が小さい方は、加齢による変化が軽度であっても症状が出やすい傾向があります。後天的な変化ではなく元々の身体の特徴として持っているケースも存在します。

なぜ「原因の特定」がそこまで重要なのか

ここまで読んでいただいてわかるように、ひと口に「脊柱管が狭い」といっても、その背景にある原因は人によって異なります。

原因を知らないまま何かを始めることは、地図なしで目的地へ向かうようなものです。何が起きているのかが分かれば、それに応じた適切な対応が見えてきます。逆に言えば、原因が分からないまま悩み続けることに意味はありません。

まず医療機関でしっかりと診断・検査を受け、何が狭窄を引き起こしているのかを明らかにすること。これが何よりも先に行うべきことです。

「原因不明のまま」が一番もったいない

「病院に行ったが、加齢だから仕方ないと言われた」という声を耳にすることがあります。加齢による変化が関与しているとしても、それが全てではないことがほとんどです。

原因が複数絡み合っているケースも多く、丁寧に評価することで見えてくるものがあります。一度の診察だけで納得できなければ、別の角度から評価してもらうことも一つの手です。

原因が分かった後のカイロプラクティックの役割

原因が特定された後、カイロプラクティックができることがあります。ただ、ここで大切なお伝えしたいことがあります。カイロプラクティックは、脊柱管が狭くなっている部分を直接どうにかしようとするアプローチではありません。

身体全体のバランス、関節の動き、神経系と筋骨格系の機能、こうした身体のシステム全体を整える視点から関わっていくのがカイロプラクティックの考え方です。狭窄そのものではなく、その人の身体がどういう状態にあるかを見て、機能のサポートをしていきます。

何ができて何ができないのかを正直にお伝えすることも、私が大切にしていることのひとつです。

まずは「知ること」から始めてほしい

足のしびれ、歩くと出てくる痛み、長時間立っていられないといった症状は、日常生活の質に大きく影響します。それでも「もう年だから」「骨が変形しているから」と思って一人で抱え込んでいる方が、思いのほか多いのが現実です。

原因を知ることで、できることが見えてきます。何が起きているのかが分かれば、悩み方も変わります。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。


院長:近江

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