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腹斜筋肉離れ|起こりやすい5つのスポーツと予防

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こんにちは、OUMIカイロプラクティック・立川院の近江です。スイングやバッティング、投球動作で脇腹に鋭い痛みが走った経験はありませんか?それはもしかすると腹斜筋という筋肉の損傷かもしれません。

腹斜筋肉離れは回旋系のスポーツで特に起こりやすく、一度発症すると競技復帰までに時間がかかることも珍しくありません。適切な予防とテーピングの知識があれば、リスクを大きく下げることができます。

今回は、どのようなスポーツで発症しやすいのか、そして予防策やテーピングの活用法まで、カイロプラクターとして現場で見てきた知見を交えながらお伝えしていきます。

院長:近江

腹斜筋肉離れは再発しやすいので、メカニズムを理解して予防することが本当に大切です

目次

腹斜筋肉離れが起こりやすいスポーツとその理由

腹斜筋は体幹の回旋動作に深く関わる筋肉です。そのため、身体を素早く捻る動きが多いスポーツほど損傷リスクが高まります。どんな競技で注意が必要なのか、具体的に見ていきます。

野球での発症が圧倒的に多い

野球は腹斜筋肉離れが最も多く見られるスポーツの一つです。バッティングでは強いスイングの瞬間に、投球動作ではリリース時に大きな負荷がかかります。プロ野球選手でも腹斜筋を痛めて離脱するケースは珍しくありません。

特にバッティング側の逆側、つまり右打者なら左の脇腹を痛めることが多いのが特徴です。これは身体を開きながら強いパワーを伝える動作で筋肉が急激に伸ばされるためです。投手の場合はリリース直後の減速局面で同様のメカニズムが働きます。

ゴルフのスイング動作でも頻発

ゴルフも腹斜筋肉離れが起こりやすいスポーツとして知られています。スイング時の体幹回旋スピードは非常に速く、インパクトからフォロースルーにかけて筋肉が瞬間的に引き伸ばされることで損傷が起こります。

特に週末ゴルファーの方は、普段の練習不足や準備運動不足のままラウンドに臨むことで発症リスクが高まります。練習場で突然フルスイングを繰り返すのも危険です。

テニス・バドミントンのサーブやスマッシュ

テニスやバドミントンではサーブやスマッシュといったオーバーヘッド動作で腹斜筋に負担がかかります。ラケットを振り下ろす際に身体を捻りながら加速させ、その後急激にブレーキをかける動作が連続するためです。

特にサーブでは体幹の伸展と回旋が同時に起こり、腹斜筋への負担は想像以上に大きくなります。試合中は興奮状態で気づきにくいこともあり、痛みが出てから「やってしまった」と気づくことも多いです。

陸上競技の投擲種目

やり投げや円盤投げ、ハンマー投げといった投擲種目も腹斜筋損傷のリスクが高い競技です。これらの種目では全身を使った大きな回旋動作から、瞬間的に力を爆発させる動きが求められます。

助走からリリースまでの一連の動作で、体幹は極限まで捻られます。この時に筋力や柔軟性のバランスがくずれていると、筋繊維の一部が耐えきれずに断裂してしまうことがあります。

その他のリスクの高いスポーツ

他にも以下のようなスポーツで腹斜筋肉離れは起こりやすいとされています。

  • バレーボールのスパイク動作
  • 柔道や格闘技での投げ技・捻り技
  • 体操競技の回転系種目
  • 水泳のバタフライやクロールでの体幹回旋
  • サッカーのキック動作やターン動作

これらに共通するのは、体幹を素早く大きく回旋させる動作が含まれていることです。

腹斜筋肉離れを予防するための実践的アプローチ

腹斜筋肉離れは一度発症すると競技復帰まで数週間から数ヶ月かかることもあります。だからこそ予防が何より大切です。ここでは現場で実際に考慮すべき予防策をお伝えします。

股関節と胸椎の柔軟性が鍵を握る

腹斜筋だけを鍛えても予防にはなりません。なぜなら、股関節や胸椎の動きが硬いと、その分を補うために腹斜筋に過剰な負担がかかるからです。

股関節の回旋可動域が制限されていると、体幹の捻りで代償しようとします。同様に胸椎の回旋可動域が狭いと、腰椎や腹部の筋肉で無理に動きを作り出そうとしてしまいます。これが筋肉への過負荷につながるのです。

まずは股関節のストレッチと胸椎の可動性を高めるエクササイズを日常的に取り入れることをおすすめします。

体幹の安定性とコントロール

柔軟性だけでなく、体幹を安定させる筋力も同時に必要です。腹斜筋は体幹を回旋させる筋肉であると同時に、安定させる役割も持っています。

プランクやサイドプランクといった基本的な体幹トレーニングに加えて、動きの中で体幹をコントロールするトレーニングが重要です。例えばメディシンボールを使った回旋運動などはよくあるエクササイズです。

ただし、いきなり高負荷のトレーニングを始めるのは逆効果です。専門家の指導の下、まずは自体重でのコントロールができるようになってから、徐々に負荷を上げていきましょう。

反回旋エクササイズの重要性

見落とされがちですが、体幹の捻りに対抗するための反回旋エクササイズもとても重要です。これは体幹が回旋しようとする力に抵抗して、安定性を保つ能力を高めるトレーニングです。

具体的には、ケーブルマシンやエクササイズバンドを使った種目がありま。これらは外部からの回旋力に対して体幹を真っ直ぐに保つ能力を養います。普段のトレーニングやウォームアップの段階でこうしたエクササイズを取り入れることで、実際の競技動作で過度な回旋が起こりにくくなります。

回旋動作が多いスポーツほど、この反回旋トレーニングの重要性は高まります。攻めの回旋力だけでなく、守りの安定性も同時に高めていくことが怪我予防の鍵です。

ウォーミングアップとクールダウン

当たり前のようですが、十分なウォーミングアップを行っている人は意外と少ないものです。筋肉が冷えた状態でいきなり全力のスイングや投球をすれば、損傷リスクは一気に高まります。

ウォーミングアップでは全身の血流を促進させた後、徐々に競技特有の動きに近づけていきます。軽いジョギングから始めて、動的ストレッチ、反回旋エクササイズを含めた体幹の準備運動、そして競技動作を模した動きへと段階的に強度を上げていくのが理想的です。

同様にクールダウンも大切です。運動後の筋肉は疲労物質が溜まり、硬くなりやすい状態です。軽い有酸素運動と静的ストレッチで筋肉をケアすることで、次回のパフォーマンスも維持できます。

動作フォームの見直し

不適切なフォームは腹斜筋への負担を何倍にも増やします。例えば野球のバッティングで手打ちになっていたり、ゴルフスイングで上半身だけで打とうとしていたりすると、特定の筋肉に負荷が集中してしまいます。

理想的なフォームでは、下半身から体幹、そして上肢へと滑らかに力が伝わっていきます。この運動連鎖がうまく機能していないと、どこかで無理が生じるのです。

コーチやトレーナーに動作をチェックしてもらうなど、競技の専門家の主導の下に進めていくことが大切です。小さなフォーム修正が大きな怪我予防につながります。

疲労管理とコンディショニング

疲労が蓄積した状態では筋肉の反応速度が落ち、柔軟性も低下します。これが肉離れのリスクを高める大きな要因です。

シーズン中は特に、練習量や試合数が増えて疲労が抜けきらないこともあります。そんな時こそ積極的な休養とリカバリーが必要です。睡眠時間の確保、栄養バランスの整った食事、そして適度なマッサージやストレッチといったセルフケアを習慣化しましょう。

また、すでに違和感がある状態で無理をするのは、大きな怪我につながるリスクもあるため注意が必要です。

腹斜筋損傷におけるテーピングの役割

ロックテープ|OUMIカイロプラクティック立川

テーピングは腹斜筋肉離れに対して補助的なサポートとして有効な手段です。特に回旋動作が多いスポーツでは、テーピングによる動きのサポートが怪我のリスク軽減につながることがあります。

テーピングの補助的な意味

テーピングの役割は、あくまで動きをサポートし補助することです。テープを貼ることで動きをサポートし、過度な伸張を制限する効果が期待できます。また、テープによる圧迫と感覚入力が痛みの信号を軽減させることもあります。

さらに、テープが貼ってあることで体幹の動きを意識しやすくなり、無理な動作を避けられるという心理的な効果も無視できません。回旋系のスポーツでは、こうした補助的なサポートが安心感につながることも多いです。

テーピングの限界を理解する

ただし重要なのは、テーピングはあくまで補助的な手段であるということです。根本的な柔軟性や筋力の問題を解決するわけではありませんし、テーピングだけで完全に怪我を予防できるわけでもありません。

テーピングに頼りすぎて、本来必要なウォーミングアップやトレーニングを疎かにしてしまうのは本末転倒です。まずは身体の機能を高めることが第一であり、テーピングはその上での補助と考えるべきです。

また、適切なテーピングを行うには専門的な知識と技術が必要です。自己流で行うよりも、理学療法士やアスレティックトレーナー、スポーツカイロプラクターなどの専門家に相談することをおすすめします。あなたの身体の状態や競技特性に合わせた適切なサポート方法を提案してもらえます。

まとめ:予防が最大の治療

腹斜筋肉離れは野球、ゴルフ、テニスといった回旋動作が多いスポーツで特に発症しやすい怪我です。一度損傷すると競技復帰まで時間がかかるため、予防こそが最も重要な対策となります。

股関節と胸椎の柔軟性を高め、体幹の安定性を養い、反回旋エクササイズを普段のトレーニングやウォームアップに取り入れること。そして動作フォームを見直し、適切な疲労管理を心がけること。テーピングは補助的な手段として活用できますが、それだけに頼らず身体の機能を高めることが本質的な予防につながります。

ただし、すでに痛みや違和感がある場合、セルフケアだけで無理をするのは禁物です。適切な評価を受けて原因を特定し、根本から改善していくことが再発防止の鍵になります。

当院では体幹の機能評価から動作分析まで、腹斜筋肉離れの予防と改善を総合的にサポートしています。一人で悩まず、気になることがあればいつでもご相談ください。あなたが安心してスポーツを楽しめるよう、全力でサポートいたします。


院長:近江

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