頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症は、首の骨（頚椎）の間から出ている神経（神経根）が、加齢や使いすぎによる骨や椎間板の変性によって圧迫されることで起こる疾患です。首から肩、腕、手指にかけての痛みやしびれが特徴です。

デスクワークが多い方やスマートフォンを長時間使用する方に多く見られ、スポーツをしている方でも、首に負担のかかる姿勢や動作によって発症することがあります。

厚生労働省の調査によると、「肩こり」を含む頚椎症関連症状をもっている人は推定1,071万人以上（国民総人口の8.7％）とされています。身近にある体のお悩みで、当院にもこうした症状でご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

頚椎症性神経根症を放置すると、神経への圧迫が続き、痛みやしびれが慢性化して日常生活に支障をきたすことがあります。

無意識に痛みを避ける姿勢が習慣化し、首以外の関節や筋肉にまで負担が広がることもあります。

症状が進行すると、腕や手の筋力低下が起こり、物を持ち上げられない、細かい作業ができないなど仕事や日常にも影響が出る可能性があるため、早めの対応が大切です。

頚椎症性神経根症の原因

頚椎症性神経根症は、首への繰り返しの負担や姿勢の悪さ、加齢による変性など、さまざまな要素が影響しあって発症します。

特に首は、日常生活のあらゆる動作で使われる部位であり、長時間同じ姿勢を続けることで負担が蓄積しやすい部位でもあります。

姿勢という観点から首（頚椎）だけでなく、胸椎や胸郭、肩など周囲の関節や筋肉のバランスも大きく影響します。

頚椎症性神経根症の原因としては以下がよく挙げられます。

実際に当院を利用される方の多くは、首だけに問題があることは少なく、肩甲帯や胸郭、さらには腰椎・骨盤帯からの影響も見られます。そのため全身の状態をしっかり評価し、根本的解決のために何が必要か見極める必要があります。

これまでいろいろとケアを試したけれどなかなか良くならないという方も、まずは一度お気軽にご相談ください。

快適な生活のために当院でできること

なかなか良くならないな、と思っている時は他の選択肢も探すために、セカンドオピニオンをもらうという判断も必要になります。

一般的な頚椎症性神経根症へのアプローチと特徴

頚椎症性神経根症では以下のような対処法が一般的です。

当院では、首だけに注目するのではなく、体全体のバランスや使い方まで丁寧に評価し、一人ひとりに合わせた施術やアドバイスを行っています。

痛みを一時的に抑えるだけでなく、再発を防ぎ、安心して仕事や日常生活を楽しめる状態を目指します。

頚椎症性神経根症の無い生活のために

まずはご自身の首や体の状態を正しく知り、「どの動きや習慣が原因で神経に負担になっているのか」「どこの部位からケアするべきか」を見極めることが大切です。

神経へのストレスを減らすためには、特に頚椎周りや肩甲帯の筋力と柔軟性のバランス向上、日常生活での姿勢改善が大切です。

好きな運動や日常生活を諦めることなく、その時の状態に合わせたセルフケアとカイロプラクティックによる総合的なケアを取り入れてみませんか？

当院の特徴

当院では、アメリカの国家資格（DC）を持つカイロプラクターである院長が、初回のカウンセリングから施術まで一貫して対応いたします。

痛みのある場所だけにとらわれず、頚椎症性神経根症の原因を見極めた上で、その場限りではない根本的なケアを、豊富な経験をもとに行っていきますので、安心してお任せください。

当院で変化を感じる方が多い理由

頚椎症性神経根症を根本から解決し再発を防ぐには、首だけでなく全身、特に頚部～肩甲帯のバランスや動き方を正確に把握することが大切です。

当院では必要に応じて呼吸のトレーニングや姿勢のためのセルフケアプログラムも活用し、他ではなかなか受けられない総合的な施術を提供しています。

評価から施術まで院長が責任をもって丁寧に対応し、目的達成までのプログラムをしっかり組んで計画的にケアすることで、より良い変化を引き出しています。

頚椎症性神経根症のQ＆A

頚椎症性神経根症は自然に治りますか？

圧迫要因（悪い姿勢など）をしっかり見極めて改善すれば自然軽快する可能性がありますが、完全な回復には専門的なケアが推奨されます。

頚椎症性神経根症の主な症状は？

首を反らす（上を向く動作など）と肩や腕に電気が走るような痛み、手指のしびれ、デスクワーク後の症状悪化、夜間の睡眠障害が典型的です。頚椎ヘルニアや胸郭出口症候群など、腕～手指の症状を引き起こす疾患は他にもありますので、まずは医療機関の受診が必要です。

運動やスポーツはいつから再開できますか？

症状の程度により異なりますが、急性期の痛みが落ち着き、首や腕の動きが改善してから段階的に再開するのが望ましいです。専門家のもとで復帰プランを立てることをお勧めします。

しびれと痛みなど症状の違いはどんな意味がありますか？

一般的に、痛みよりも持続的なしびれや筋力低下の方が神経への影響が大きいとされています。特に、しびれが広範囲に広がる場合や、物を落としやすくなるなどの筋力低下がある場合は、早めに専門医の診察を受ける必要があります。

治るまでどのくらいの期間がかかりますか？

軽症例では3～6ヶ月とされていますが、慢性化した場合は1年以上かかることもあるので早期治療開始が推奨されます。

効果を実感された方の声

首～腕の症状に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、以下のような変化を実感されています。

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤帯だけでなく、胸郭や肩甲帯などの関節にもアプローチすることが可能です。

首は日常生活やデスクワークの要となる大切な部位ですが、その分いろいろな影響を受けやすい場所でもあります。早めに対応することが、症状の早期改善そして再発予防にもつながります。

当院では全身をチェックし、一人ひとりに合わせた施術で根本的な解決を目指しています。どうぞお気軽にご相談ください。

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