10月16日は「世界脊椎デー（World Spine Day）」です【OSC背骨ノート】

皆さんは毎年10月16日が「世界脊椎デー」だということをご存じでしょうか。この日は、背骨の大切さを見直し、脊椎の健康を考えるために制定された国際的な記念日です。

世界脊椎デーとは

世界脊椎デーは、背骨や脊椎に関する疾患への理解を深め、予防や早期対処の大切さを広く伝えるための活動です。実は世界中でおよそ10億人もの人々が背中や腰の痛みに悩んでいるといわれ、脊椎に関するトラブルはあらゆる年代で生活に支障をきたす主な原因となっています。

この記念日は、世界カイロプラクティック連盟（WFC=World Federation of Chiropractic）などの国際的な組織が中心となって進めているもので、世界各地で医療従事者や地域の方々が協力して啓発活動を行っています。

毎年テーマが設けられており、2025年は「背骨に投資しよう」というメッセージが掲げられています。これは、日頃から自分の背骨を大切にする習慣を持ちましょうという呼びかけです。

具体的には、適度な運動やストレッチで身体を動かすこと、正しい姿勢を意識すること、デスクワークなどでは作業環境を見直すことなどが推奨されています。また、痛みや違和感が出たときには、早めに専門家に相談してケアを受けることも重要な「投資」のひとつです。

脊椎は身体の中心にあって全身を支え、脳から続く大切な神経を守る役割も担っています。日常生活の中で、長時間同じ姿勢が続いたり、運動不足になったりすると、背骨に負担がかかって不調の原因になることもあります。

世界脊椎デーをきっかけに、ご自身の背骨の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。普段の姿勢や身体の使い方を見直し、健康な背骨を保つための習慣づくりを始めましょう。

ご自身の背骨に投資したいなと思ったら、専門家であるカイロプラクターに是非ご相談ください！