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検査で異常なし?自律神経失調症と大人の起立性調節障害

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「朝、起き上がるたびにぐるっとめまいがする」「立ち上がった瞬間に目の前が暗くなる」、そんな症状が最近続いていませんか?起立性調節障害というと、どうしても中高生の病気というイメージがありますよね。でも実は、大人でも同じしくみで症状が出ることがあります。

「病院で検査をしても異常なし」「気のせいでしょう」と言われて、どこに相談すればいいか迷っている方もいるかと思います。今回は、自律神経失調症と深くつながりを持つ、大人に起こる起立性調節障害について丁寧にお伝えしていきます。

院長:近江

「大人でも起立性調節障害になるの?」と驚かれる方は多いです。原因を正しく理解することが、ケアへの大切な一歩になります

目次

起立性調節障害は大人にも起こる

起立性調節障害(OD)は、自律神経の機能が低下することで、立ち上がった時に血圧や心拍数の調整がうまくいかなくなる状態です。思春期の子どもに多いと言われていますが、30代・40代・50代の大人にも同様の症状が見られることは決して珍しくありません。

子どもと大人では背景が違う

子どもの場合は、身体の急激な成長に対して自律神経の発達が追いつかないことが原因のひとつとされています。一方、大人では慢性的なストレスや不規則な生活習慣の積み重ねが、自律神経のコントロール機能を少しずつ低下させていきます。

「子どもの病気」というイメージが強いため、大人が同じ症状を抱えていても見過ごされてしまいがちです。自分でも「ただの疲れかな」と片づけてしまうことで、適切なケアに出会う機会を逃してしまうケースも少なくありません。

自律神経の乱れが引き起こすこと

自律神経には、身体を活動モードにする「交感神経」と、休息・回復モードへ切り替える「副交感神経」の2種類があります。この2つがバランスよくはたらくことで、血圧・体温・消化・睡眠など、身体のあらゆる機能が正常に保たれています。

立ち上がった時に身体の中で起きること

人が立ち上がると、重力の影響で血液が下半身に集まりやすくなります。通常は交感神経がすみやかに反応して血管を収縮させ、脳への血流を確保します。しかし自律神経のはたらきが乱れていると、この反応が遅れたり不十分になったりします。

その結果として、立ちくらみ・めまい・目の前が暗くなる感覚・動悸などが起こります。これが、起立性調節障害の基本的なしくみです。

大人の起立性調節障害に多い症状

大人の起立性調節障害は、症状のバリエーションが幅広いことが大きな特徴です。身体的な不調だけでなく、精神面の不調も入り混じって現れることが多く、内科や心療内科などで別の病気と診断されてしまうケースも見られます。

身体的には、朝なかなか起き上がれない・慢性的な倦怠感・頭痛・動悸・息切れ・冷え性・胃腸の不調などが代表的です。精神面では、集中力の低下・気分の波・不安感・眠りの浅さなども伴うことがあります。

これらは一見バラバラな症状に見えますが、自律神経の乱れというひとつの根本的なくずれから来ていることが少なくありません

症状が多くて「どこが本当に悪いのかわからない」という方こそ、自律神経という視点で一度見直してみることをおすすめします。

大人に起こる主な原因

大人の起立性調節障害の背景には、現代の生活スタイルが深く関わっています。慢性的なストレス・睡眠不足・長時間のデスクワーク・運動不足・スマートフォンの長時間使用など、自律神経を乱す習慣が日常にあふれています。

姿勢と背骨の状態も、見落とされがちな要因のひとつです。猫背や前傾姿勢が長く続くと、背骨周りの筋肉が硬直し、脊椎の関節の動きが低下します。背骨からは自律神経の多くが出ているため、この部位の状態も自律神経のはたらきと無関係ではないと考えられています。

更年期前後の女性では、エストロゲンの分泌変動が自律神経のコントロールに直接影響します。この時期に症状が出やすくなるのはそのためです。身体の変化に気づいた時は、できるだけ早めにケアを始めることが大切です。

カイロプラクティックからのアプローチ

「薬に頼らずになんとかしたい」「根本的な原因を知りたい」という方に、カイロプラクティックという選択肢をぜひ知っていただきたいと思います。当院では、背骨と神経系のつながりに着目することが自律神経の状態にも関与すると考え、そのアプローチを施術の軸のひとつに置いています。

簡単なエクササイズから始めて運動習慣を再開したり、呼吸のトレーニングなども併せることで、身体に新しい刺激を入れていく統合的なアプローチです。

背骨と自律神経の深いつながり

自律神経の多くは脊髄から出て全身に広がっています。背骨の関節の動きが制限されると、周囲の組織や神経系の状態にも影響を与える可能性があるというのが、カイロプラクティックが長年大切にしてきた考え方です。

日常でできるセルフケアのヒント

専門的なケアと並行して、日常生活の中でも自律神経を整えるための習慣を取り入れていきましょう。

  • まず基本となるのは、毎日同じ時間に起きて寝るという睡眠リズムの安定です。規則正しいリズムが、自律神経の安定に直結します。
  • 呼吸も、手軽にできるセルフケアのひとつです。ゆっくりと深く息を吐くことを意識するだけで、副交感神経が優位になりやすくなります。1日数回、意識的に深呼吸を取り入れてみてください。
  • こまめな水分補給も欠かせません。水分が不足すると血液量が減って血圧が下がりやすくなり、症状が悪化することがあります。一日を通して少量ずつ水を飲む習慣をつけましょう。
  • デスクワークの合間に軽いストレッチや短い散歩を取り入れることも効果的です。身体を動かすことで血液循環が促され、自律神経のバランスが整いやすくなります。

セルフケアを継続することはとても大切ですが、専門家に診てもらうことで、自分の身体の状態に合ったエクササイズの優先順位が明確になります。

生活環境や仕事内容に合わせた具体的な方法を提案してもらうことで、ひとりで試行錯誤するよりもずっと効率的にケアを進めることができます

原因を正しく知ることで、身体との向き合い方が変わってきます。ひとりで抱え込まず、少しでも気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。


院長:近江

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住所
東京都立川市錦町2丁目2-21 小松ビル3F
電話番号
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定休日
水曜・日曜
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24時間受付中

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