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首の痛みやしびれ、あなたはどのタイプ?3つの違いを解説

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首や腕にしびれが出ていると、「これって何が原因なんだろう?」と不安になりますよね。病院で調べても「異常なし」と言われたり、逆に病名を告げられてもよく分からなかったり。そういった経験をされている方は、意外と多いものです。

実は、首や腕のしびれ・痛みには、原因が似ているように見えて中身がまったく異なる状態がいくつかあります。その代表が、頚椎症性神経根症・頚椎ヘルニア・胸郭出口症候群の3つです。

どれも「腕がしびれる」「首が痛い」という症状が共通していますが、原因となる場所も、対応の仕方も異なります。

院長:近江

症状が似ているからこそ、正しく区別して理解することがとても大切です

目次

首や腕のしびれ、原因はひとつじゃない

首から腕にかけての痛みやしびれは、日常生活の中でじわじわと出てくることが多いです。デスクワークが続いたり、スマホを長時間使ったりしているうちに「なんか最近、腕がしびれるな」と気づく方も多いのではないでしょうか。

こういった症状には、いくつかの異なる原因が隠れていることがあります。今日はその代表的な3つを、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

頚椎症性神経根症が疑われる場合

首の骨は7つのブロックが積み重なっていて、年齢とともにそのブロックの間にあるクッションがすり減ることがあります。そのすり減りによって、神経の出口が狭くなり、腕へと向かう神経が刺激されることで痛みやしびれが出る状態です。

特に「首を後ろに反らした時、腕に電気が走るような痛みが出る」という場合は、この状態が疑われます。40代以降の方に多く、片方の腕に症状が出ることが多いのが特徴です。

頚椎ヘルニアが疑われる場合

椎間板ヘルニアという言葉は腰で聞くことが多いですが、首にも同じことが起こります。首の骨のクッション部分が損傷して中身が飛び出し、神経を圧迫することで症状が出る状態です。

症状の出方は頚椎症性神経根症に似ていますが、比較的若い世代(30〜40代)にも起こりやすく、急に症状が出ることもあります。「昨日まで何ともなかったのに、突然しびれが出た」という場合はヘルニアが疑われることもあります。

胸郭出口症候群が疑われる場合

上の2つとは少し異なり、こちらは首の骨ではなく「首の付け根から肩にかけての通り道」で神経や血管が圧迫される状態です。

なで肩の方や、重いものを持つことが多い方に出やすく、「腕を挙げた時や、肩にバッグをかけた時にしびれや重だるさが出る」という場合はこちらが疑われます。若い女性にも多く見られます。

どれが疑われるか、症状で確認してみよう

3つの状態は症状が似ているため、自分でも混乱しやすいです。以下に、それぞれの目安となる特徴を整理しました。当てはまる項目がどれに多いかを参考にしてみてください。

こんな症状があれば疑われる状態
首を後ろに反らすと腕が痛い・しびれる(40代以降に多い)頚椎症性神経根症
急に腕のしびれが出た・首を動かすと悪化する(30〜40代にも多い)頚椎椎間板ヘルニア
腕を挙げると症状が出る・なで肩・重いものを持つ仕事をしている胸郭出口症候群

ただし、これはあくまでも目安です。複数の状態が重なっていることもありますし、まったく別の原因である場合もあります。「なんとなく当てはまるかも」と感じたら、自己判断で終わらせずに専門家に診てもらうことが大切です。

なぜ「正しく判別すること」が大切なのか

原因となる場所が違うということは、改善に向けたアプローチも変わってきます。たとえば、首の骨の並びや動きを整えることが中心になる場合もあれば、肩まわりの筋肉や姿勢を変えることが主になる場合もあります。

「どこに何が起きているのか」が分からないまま対応をしても、なかなか良くなりません。逆に、原因となっている場所が明確になると、自分でできるセルフケアも具体的になり、日常生活の中で無駄に悪化させることも減ってきます

「どうせ歳のせいだから」と放置してしまうのが、一番もったいないことだと思っています。

まず画像検査で構造的な問題を確認することが出発点

首や腕のしびれが続く時は、まず整形外科などでレントゲンやMRIといった画像検査を受けて、骨や神経の状態を確認することが大切です。

骨の変形や椎間板の状態など、構造的な影響がどこにあるかを把握したうえで、その後の対応を考えることが基本になります。

画像検査で構造的な問題が確認できた後、どのようなアプローチを選ぶかという段階で、カイロプラクティックも選択肢のひとつになります。

当院のカイロプラクティックでは、首や背骨の動きの制限を評価し、その方の状態に合わせた施術やエクササイズを組み合わせていきます。疾患そのものの診断はできませんが、身体の動きや機能の面から何が影響しているかを評価することが、カイロプラクターの役割です。

こんな状態が続く時は早めに相談を

日常的なしびれや痛みはもちろん、次のような状態が出ている場合はできるだけ早めに医療機関を受診することをおすすめします。

  • 腕や手に力が入りにくく、物を落とすことが増えた
  • 夜になると痛みが強くなり、眠れないことがある
  • しびれや痛みが数週間以上続いている
  • 症状が左右両側に出ている
  • 急に強い痛みやしびれが出た

特に「両側に症状が出る」「手足に力が入らない」という場合は、より詳しい検査が必要なことがあります。まずは医療機関での確認を優先してください。

一人で悩まないで、気軽に相談してください

「病院に行ったけど、よく分からないまま終わった」「整体に通っているけど、根本的には変わらない」という声をよく聞きます。首や腕のしびれは、見た目では分かりにくいぶん、周りにも理解されにくいという面があります。

アメリカで正規資格を取得し、スポーツケアの専門資格も持つ立場から言えることは、「まず何が起きているかを正しく把握することが、改善の出発点になる」ということです。

頚椎症性神経根症なのか、ヘルニアなのか、それとも胸郭出口症候群なのか。画像検査などを通じてある程度の見当がついた後、身体の機能面からどんなアプローチが取れるかを一緒に考えることができます。

どうか一人で抱え込まず、気になることがあればいつでも気軽に声をかけてください。


院長:近江

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