外側大腿皮神経痛

外側大腿皮神経痛とは

外側大腿皮神経痛では、太ももの前面や外側にかけて「ヒリヒリ焼けつく」「ビリビリする」といった特徴的な痛みやしびれが、立ち上がりや歩行時に出ることがあります。

特に中高年の方にに多いとされていますが、「足の痛みやしびれ＝坐骨神経痛」という認識が広まっているため、間違って対処をしているケースも少なくありません。（Gomez et al, 2023）

当院にも足の症状で来られる方が多く、痛みだけでなくしびれや違和感にお悩みの方がいらっしゃいます。

外側大腿皮神経痛を放置すると、日常生活の質が低下するだけでなく、慢性化することで、立ち上がりや歩行などの基本的な動作が困難になってしまいます。

さらに、痛みを避けるために無意識のうちに姿勢がくずれ、腰痛などの二次的な問題を引き起こす可能性があります。また、偏った筋肉の使い方で神経への圧迫をさらに強めるという悪循環にもつながります。

神経の問題は慢性的になればなるほど治療に要する期間が長くなり、完全な回復が難しくなることもあります。このような状態を避けるためにも、症状に気づいたら早めに専門家に相談し、適切な対処を行うことが大切です。

外側大腿皮神経痛の原因

外側大腿皮神経痛は、そけい部や足の付け根、腸腰筋などにより圧迫されることで発症するとされています。

長距離のロードバイクで前傾姿勢になることで股関節の前面に負担がかかったり、妊娠期の体の変化なども影響することがあり、原因は身近にあることが実は多いです。

外側大腿皮神経痛の原因としては以下がよく挙げられます。

個人差や複合的な要因が関係しているため、明確な原因が特定できないケースも多いです。

当院では、トライアスロンなどの運動や妊娠前後での体の変化によるものなどさまざまな背景がある方を多く見てきました。ズボンの前ポケットに財布を入れるクセがあるなど、人によって原因が異なるため、生活習慣なども含めてしっかり評価する必要かあります。

足の症状がなかなか良くならないという方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

快適な生活のために当院でできること

なかなか良くならないな、と思っている時は他の選択肢も探すために、セカンドオピニオンをもらうという判断も必要になります。

一般的な外側大腿皮神経痛へのアプローチと特徴

外側大腿皮神経痛では以下のような対処法が一般的です。

当院では、外側大腿皮神経痛の症状だけに注目するのではなく、体全体のバランスや姿勢、生活習慣や動作まで丁寧に評価し、一人ひとりに合わせた施術やアドバイスを行っています。

症状を一時的に抑えるだけでなく、根本原因にアプローチし、再発を防ぎ、安心して仕事や趣味を楽しめる状態を目指します。

外側大腿皮神経痛の無い生活のために

まずはご自身のお悩みの原因を正しく知り、「どの部位が神経への圧迫を引き起こしているのか」「姿勢や習慣をどう変えるべきか」を見極めることが大切です。

外側大腿皮神経痛の改善には、骨盤帯周りの筋バランスを整えるなど、そけい部周辺に負担がかかり過ぎないようにするための体づくりが必要です。

好きな運動や日常生活を諦めることなく、その時の状態に合わせたセルフケアとカイロプラクティックによる総合的なケアを取り入れてみませんか？

当院の特徴

当院では、アメリカの国家資格（DC）を持つカイロプラクターである院長が、初回のカウンセリングから施術まで一貫して対応いたします。

痛みのある場所だけにとらわれず、外側大腿皮神経痛の原因を見極めた上で、その場限りではない根本的なケアを、豊富な経験をもとに行っていきますので、安心してお任せください。

当院で変化を感じる方が多い理由

外側大腿皮神経痛を根本から改善し再発を防ぐには、腰椎・骨盤帯・股関節（LPHC）のバランスや動き方を正確に把握することが大切です。

施術やエクササイズと併せて、生活習慣・運動習慣の中でも工夫できるところをアドバイスさせていただきます。

評価から施術まで院長が責任をもって丁寧に対応し、姿勢や全身の動きまで総合的にケアすることで、より良い変化を引き出しています。

外側大腿皮神経痛のQ＆A

外側大腿皮神経痛は自然に治りますか？

軽度の場合は原因となる圧迫要因（きつい下着やベルトなど）を取り除くことで自然軽快することもあります。

外側大腿皮神経痛の人がやってはいけないことは？

きつい下着やベルトの着用、長時間の同じ姿勢、症状を無視して無理に運動を続けるなどがあります。

外側大腿皮神経痛と坐骨神経痛の違いは何ですか？

外側大腿皮神経痛は太ももの前外側に痛みやしびれが特徴で、膝から下には出ないです。坐骨神経痛はお尻から足部まで広範囲に症状が出現することが多いです。腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症でも足への症状が出ることがありますので、医療機関での適切な鑑別も必要になります。

自宅でできるケアはありますか？

腸腰筋のストレッチがありますが、自己流や見よう見まねにならないように気を付ける必要があります。そけい部の圧迫を避ける衣服を選ぶことも大切です。

治るまでどのくらいの期間がかかりますか？

軽度の場合は数週間で改善することもありますが、慢性化したケースでは6ヶ月以上かかることもあります。

効果を実感された方の声

外側大腿皮神経痛に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、以下のような変化を実感されています。

カイロプラクティックでは、背骨や骨盤帯だけでなく股関節などの関節にもアプローチすることが可能です。

当院では全身をチェックし、一人ひとりに合わせた施術で根本的な解決を目指していますので、どうぞお気軽にご相談ください。