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仰向けに寝れないのは仙腸関節のサイン?今すぐ確認

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夜、布団に入るたびに「仰向けになると腰が痛い」と感じて、横向きでしか眠れない日が続いていませんか。

寝返りのたびに目が覚めたり、どの姿勢でも落ち着かなかったりと、睡眠の質が下がってしまうと日中の疲れにも影響します。

腰やお尻に痛みを抱えて仰向けで眠ることができない状態の背景には、仙腸関節炎が関係していることがあります。骨盤の奥にある小さな関節の炎症が睡眠姿勢にまで影響することは、意外と知られていません。

この記事では、仰向けの姿勢で痛みが出る原因と仙腸関節炎との関係、そして今すぐ試せる対処法についてお伝えします。

院長:近江

「仰向けで眠れない」という訴えで来院される方は思っている以上に多く、その背景に仙腸関節の問題が潜んでいるケースをよく見かけます

目次

仰向けで眠れなくなる原因はひとつじゃない

腰やお尻が痛くて仰向けで眠れない原因は、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・筋肉の緊張・そして仙腸関節炎など、複数の疾患が関係することがあります。それぞれの特徴を知っておくことが、原因の特定への大切な一歩になります。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合

椎間板ヘルニアでは神経が圧迫されているため、仰向けになると腰が床に押しつけられる形になり、特定の動きや姿勢で痛みやしびれが強くなることがあります。脚を伸ばした状態でつらい場合は、この疾患が関係していることがあります。

筋肉などの緊張の場合

長時間のデスクワークや運動不足によって腰まわりの筋肉や筋膜が緊張していると、仰向けで床に腰が接触したとき強い圧迫感や痛みが出ることがあります。比較的軽症で、数日の休養やストレッチで改善するケースも多いです。

仙腸関節炎の場合

骨盤の後ろ側に痛みが集中し、仰向けになると悪化するタイプは仙腸関節炎が関係していることがよくあります。この疾患は画像では確認しにくいため、「異常なし」と言われた後も痛みが続くケースが少なくありません。

仙腸関節炎が仰向けの姿勢を妨げるしくみ

なぜ仙腸関節炎があると仰向けで眠れなくなるのでしょうか。仙腸関節とは骨盤の中心にある仙骨と腸骨をつなぐ関節で、上半身の体重を支える重要な部位です。この関節の構造と仰向け姿勢の関係を理解しておくと、対処法が見えてきます。

仰向けに寝ると、骨盤の後ろ側が直接マットレスに接触します。このとき、仙腸関節やその周囲の仙腸靭帯に体重がかかり、炎症のある部位が刺激されやすくなります。

特に上後腸骨棘(骨盤の後ろ側にある骨の出っ張り)が床面に当たる姿勢は、仙腸関節に直接的な圧力をかけるため、炎症がある場合は強い痛みが出やすくなります

横向きに姿勢を変えると骨盤への荷重が分散され、仙腸関節への直接的な圧迫が減ります。「横向きだと楽になる」というのは、まさにこのしくみからくるものです。

また、朝起き上がるときの激しい痛みも仙腸関節炎の特徴です。夜間に同じ姿勢でいることで関節まわりが硬直し、起き上がる瞬間に痛みが強くなります。動き始めると徐々に楽になるパターンも、この疾患によく見られます。

仙腸関節炎が原因かどうかを確かめるサイン

自分の症状が仙腸関節炎によるものかどうかを確かめるために、いくつかのサインを確認してみましょう。複数当てはまるようなら、睡眠に影響が出ている原因として仙腸関節の可能性を視野に入れてみてください。

姿勢と痛みの関係から確認する

仰向けになると腰のお尻側(骨盤の後ろ下あたり)に鋭い痛みや重だるさが出る場合、仙腸関節の関与が考えられます。特に片側だけに集中する痛みは、仙腸関節炎の特徴的なサインのひとつです。

横向きに姿勢を変えると痛みが和らぐかどうかも確認してみてください。仙腸関節炎では横向きで楽になるケースが多く、この変化があれば可能性が高まります。

日中の動きと合わせて確認する

夜間だけでなく、朝起き上がるとき・長時間座った後に立ち上がるとき・片足立ちや階段で痛みが出るという症状も仙腸関節炎のサインと合致します。痛む場所が「骨盤の後ろ側の一点」に集中していることが多いです。

また、太もも裏や膝の上あたりにしびれを感じることもあります。坐骨神経痛と間違えられることがありますが、膝より下にしびれが広がらないことが多く、この違いが鑑別のポイントです。

仰向けの痛みが「骨盤の後ろ側の一点」に集中していて、なおかつ日中も同じ部位が痛む場合は、仙腸関節が関与している可能性があります

今夜から試せる対処法と注意点

仙腸関節炎が疑われる場合でも、今夜の睡眠を少しでも楽にするための工夫はいくつかあります。根本的な解決には専門的なケアが必要ですが、まずは姿勢の工夫や補助グッズを活用しながら、今できることを試してみましょう。

膝の下にクッションを置く

仰向けで寝るとき、膝の下に折り畳んだタオルや薄めのクッションを置いてみてください。膝が少し曲がることで腰椎の前弯が緩み、骨盤後方への圧迫が軽減されることがあります。

横向きで骨盤を安定させる

横向きで眠る場合は、膝と膝の間にクッションや枕を挟んでみてください。骨盤の傾きが整い、仙腸関節への負担が分散されます。左右どちらかに痛みが強い場合は、痛くない側を下にして横向きになるのが基本です。

骨盤ベルトの活用

仙腸関節炎の急性期には、骨盤ベルトで関節を軽く固定することが痛みの軽減に役立つことがあります。ただし長期間の使用はまわりの筋肉を弱める可能性があるため、使い方については専門家に相談するのが安心です。

なお、この記事でご紹介した症状はヘルニアなど他の疾患でも起こりうるものです。数日から1週間ほど試しても痛みや症状が落ち着かない場合は、医療機関への受診も含めて、専門家に診てもらうことをおすすめします。

痛みを抱えたまま、ひとりで悩まないでほしい

仰向けで眠れない夜が続くと、翌日の身体も気持ちも疲弊してしまいます。「年のせいかな」「しばらく我慢すれば治るかな」と先送りにしている方も多いと思いますが、睡眠への影響が出ているなら早めに原因を明らかにすることが大切です。

仙腸関節炎は画像に映りにくいため、原因がわからないまま何ヶ月も苦しんでいるケースがあります。動きの評価と丁寧なカウンセリングによってはじめて、本当の原因にアプローチできることがほとんどです。

カイロプラクティックでは仙腸関節の評価と介入を得意としています。痛みの原因を正確に把握したうえで、再発を防ぐための根本的なケアを目指せることが強みです。

「なぜ仰向けで眠れないのか、ちゃんと知りたい」という方はぜひ気軽にご相談ください。あなたの身体の状態を丁寧に確認しながら、今できる最善のアプローチを一緒に考えていきます。


院長:近江

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