6日(金)10時、15:30~ご案内可能です。当日のお問い合わせはLINE等でお願いいたします。

起立性調節障害の症状チェックと代替療法としてのカイロプラクティックでの考え方

本日の予約状況

「朝になっても身体が動かない」「病院では異常なしと言われたけれど、つらさは続いている」そんな状況に悩んでいるご家族の方へ、少し読んでみてください。

起立性調節障害は、自律神経の調整機能に関わる身体の問題です。症状のチェックと、医療機関での治療と並行して身体の根本から整えていく代替療法としてのアプローチについて、カイロプラクターの立場からお伝えします。

院長:近江

身体の別の側面から見直すアプローチがあることをぜひ知ってほしいと思います

目次

まず症状チェックリストで確認してみてください

起立性調節障害の診断には、ガイドラインに基づいたスクリーニング基準が用いられています。(Tanaka et al. 2009)

大症状と小症状の組み合わせをもとに判断するため、まずは次の項目に当てはまるものがないか、ひとつずつ確認してみてください。お子さんの日頃の様子を思い浮かべながら、焦らず読んでいただければと思います。

大症状(Major manifestations)

大症状は、起立性調節障害に特徴的とされる5つの症状です。日常の中で気になったことがあれば、ひとつずつメモしておくと受診時に役立ちます。

症状の内容
立ち上がったときにめまいや立ちくらみが起きやすい
立っているときに気を失いそうになる(重症の場合は倒れることも)
お風呂に入ったときや、不快な体験をしたときに吐き気がする
軽い運動のあとでも動悸や息切れを感じる
朝、布団から起き上がることがとても難しい

小症状(Minor manifestations)

小症状は単独では診断の根拠にはなりにくいですが、大症状と組み合わさることで重要な判断材料になります。「なんとなく気になっていた」程度の変化も、大切なサインである可能性があります。

症状の内容
顔色が悪い・青白い
食欲がない
おへその周辺に強い腹痛が起きることがある
すぐに疲れてしまう・疲れが抜けにくい
頭痛が頻繁にある
乗り物酔いをしやすい

判定の目安は、大症状が3つ以上、または大症状2つ+小症状1つ以上、あるいは大症状1つ+小症状3つ以上に当てはまる場合です。該当する項目が複数あれば、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

4つの状態があるため、医療機関での正確な検査が必須です

起立性調節障害には、大きく4つの異なる状態があることが知られています。それぞれ身体の反応の仕方が異なるため、同じ「起立性調節障害」でも適切な対応は変わります。

立ち上がった直後に血圧が急激に低下する「起立直後性低血圧(INOH)」、立位で心拍数が過剰に増加する「体位性頻脈症候群(POTS)」があります。

また、自律神経の反射によって突然気を失う「血管迷走神経性失神」と、立ち上がってから数分後に血圧が徐々に低下する「遷延性起立性低血圧」の2つも知られています。

どの状態に当てはまるかによって適切な対応は変わります。自己判断で対処を進めると症状を悪化させる可能性もあるため、まずは専門医による検査で正確に把握することが出発点です。

ストレス・自律神経・姿勢・呼吸・運動、その土台にある背骨の動き

医療機関での診断と並行して大切にしてほしいのが、身体の根本的な状態を見直すという視点です。

当院では、ストレスへの耐性、自律神経の機能、姿勢の保持、呼吸のしやすさ、適切な運動習慣という5つの要素が、相互に影響し合っていると考えます。

そして、これら5つの要素すべての基盤になっているのが、背骨(脊椎)の正常な動き・バランスです。背骨の動きが制限されると、これらのバランスが乱れやすくなります。

偏った身体の使い方が自律神経にも影響する

姿勢のくずれや運動不足、慢性的なストレスが重なると、身体の使い方に偏りが生じます。これは筋肉や関節の問題にとどまらず、自律神経の機能にも波及することが知られています。

たとえば頸椎(首の骨)の動きが制限されると、心拍数や血圧の調節に関わる自律神経の経路に影響が出る可能性があります。さらに浅い呼吸が続くことで、身体が常に緊張状態になりやすく、ストレス応答の乱れにもつながります。

身体をひとつのシステムとして捉えると、背骨の動きが自律神経の機能に影響を与えるという考え方は、カイロプラクティックにおいてもよくある視点です

当院でのカイロプラクティックアプローチについて

当院には、起立性調節障害の相談で来院される方が近年増えています。その方たちの身体の状態を評価していると、ある共通した傾向が見えてきます。

具体的には、姿勢のくずれが顕著な方と、定期的な運動習慣がほとんどない方が多い印象です。

長時間のスマホ使用や勉強による前傾姿勢、慢性的な運動不足が重なることで、背骨全体の可動性が低下し、自律神経の機能や呼吸の深さ、ストレス耐性にまで影響が及んでいる可能性があります。

「評価→施術→再評価」のプロセスを丁寧に重ねる

施術では、まず姿勢分析や動作評価を通じて身体全体の状態を丁寧に把握します。問題の根本にある部位を特定したうえで、カイロプラクティックアジャストメントによって背骨の動きを整えていきます。

施術だけで完結させるのではなく、呼吸のエクササイズや日常的なセルフケアも合わせて提案します。身体の変化を生活の中に定着させることが、根本的な改善につながると考えているからです。

1回の施術で劇的な変化が起きることをお約束するものではありませんが、評価・施術・再評価というプロセスを丁寧に積み重ねることで、身体がゆっくりと応えてくれる変化を多くの方に実感していただいています。

「病院での治療はひと通り試したが、なかなか改善しない」という状況でも、身体を別の角度から評価し直すことで、新たなアプローチが見えてくることがあります。

取り巻く環境の影響は大きい

現場での経験を通じて感じるのは、身体へのアプローチだけでなく、ある程度の環境の変化が重なったときに、目に見えた改善が起きやすいということです。

学年が変わる、進学する、アルバイトなど新しいことを始めるといった生活の変化のタイミングは、身体が変わる大きなきっかけになりやすい時期でもあります。こうした節目に合わせて適切にアプローチできると、改善のペースが上がりやすい印象を持っています。

逆に言えば、環境が固定されたままの状態では、身体だけを整えても変化が見えにくいケースもあります。施術のタイミングや生活の変化も含めて考えていくことが大切だと感じています。


院長:近江

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都立川市錦町2丁目2-21 小松ビル3F
電話番号
042-840-9200
定休日
水曜・日曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次