
院長:近江お気軽にご相談ください!

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股関節や恥骨のあたりが痛くて、思うように走れない。立ち上がるたびにズキッとする。そんな悩みを抱えていませんか?


スポーツをしている方にも、産後のお母さんにも起こりやすい恥骨結合炎は、適切なケアを行うかどうかで回復の速さが大きく変わります。
「どのストレッチが正しいのか」「やり方を間違えると悪化しないか」と不安に感じている方も多いはずです。このページでは、恥骨の痛みと向き合う時のストレッチの考え方とポイントを、丁寧にお伝えします。


恥骨まわりの痛みでストレッチを探している方はとても多いですが、大切なのは「今の状態に合ったもの」を選ぶことです
恥骨結合炎は、左右の骨盤をつなぐ「恥骨結合」という部位に炎症が起きた状態を指します。サッカーや陸上、フットサルなどキックや方向転換が多いスポーツで頻繁に見られますが、妊娠・出産を機に発症するケースも多いです。
痛みが出る場所は、恥骨のあたり・鼠径部・股関節の前面など人によってさまざまです。「歩くたびに痛い」「片足で立つとズキッとする」「階段が怖い」といった訴えがよく聞かれます。
症状が軽い時はスポーツを続けてしまうケースも多いですが、そのまま放置すると慢性化しやすいため、早めに向き合うことが大切です。
また、実際に炎症が起きているかどうかはMRIなどの画像検査ではじめて確認できる場合もあります。痛みが長引く時や強い時は、セルフケアと並行して医療機関への受診も検討してください。
恥骨結合炎に対してストレッチが取り上げられることは多いですが、ストレッチが誰にとっても有効というわけではありません。炎症の程度や原因によっては、安静を優先すべき時期もあります。まずは自分の今の状態を正確に把握することが、ケアの第一歩です。
この症状の背景には、身体の使い方のくずれや骨盤帯の安定性の低下が関わっていることが少なくありません。ストレッチはその一つのアプローチとして位置づけ、身体全体のバランスを見ながら取り組むことが大切です。
恥骨結合に負担をかけることのある筋肉の一つに、内転筋群があります。内転筋群は骨盤に付着しているため、その緊張や柔軟性のくずれは骨盤帯の動きに直接影響します。
恥骨まわりの症状にアプローチする時は、内転筋群を含めた骨盤帯の動きのバランスを評価することが必ず必要になります。どこに緊張があり、どこが動きにくくなっているかを確認しないまま闇雲にストレッチをかけても、的を外したケアになりかねません。
ここでは、恥骨まわりの症状に向き合う時に知っておくと役立つ、ストレッチのポイントをお伝えします。具体的なやり方よりも「どんなことを意識するか」を理解することで、セルフケアの精度は大きく変わります。
「内転筋」という言葉でひとまとめにされることが多いですが、内転筋群は複数の筋肉で構成されています。ストレッチをかける時に股関節の外旋(脚を外側に開く角度)を少し変えるだけで、アプローチできる筋肉が変わります。
「いつも同じ角度で伸ばしているけれど効いている感じがしない」という方は、股関節の向きや角度を意識的に調整してみてください。ほんの少しの角度の変化で、伸びる感覚が変わることを体感できるはずです。
炎症が強い急性期に強くストレッチをかけると、症状が悪化する可能性があります。ズキズキとした強い痛みがある時期は、まず安静を優先してください。
ストレッチは「痛くなるまで伸ばす」ものではありません。伸びている感覚はあるけれど痛みは出ない、その範囲で呼吸を止めずにゆっくりと行うことが基本です。反動をつけた動きは筋肉の防御反応を引き起こしやすいため、避けてください。
ストレッチをする時は、左右の硬さや動きやすさの違いを意識してみてください。身体のバランスのくずれは、痛みが出ている側だけでなく反対側にも影響していることがあります。
「なぜこの側だけ硬いのか」「なぜこの姿勢が取りにくいのか」という問いを持ちながらケアをすることが、身体の状態を理解する第一歩になります。
ストレッチをはじめとするセルフケアは、回復を助ける大切な手段です。ただ、それだけで根本的な問題が解決するとは限りません。骨盤全体のバランスや股関節・腰椎との連動性、姿勢・動作パターンの評価がなければ、何度でも同じ場所に負荷が集中してしまいます。
痛みを繰り返す場合や、ケアをしても改善が感じられない場合は、専門家による評価を受けることを強くおすすめします。「なぜここに負担がかかるのか」という根本の原因を特定することが、長期的な解決への近道です。
繰り返しになりますが、炎症の有無はMRIなどの検査ではじめて明確になることもあるため、医療機関との連携も視野に入れてください。
恥骨まわりの痛みは、正しく向き合えば改善できる症状です。でも一人で抱え込んでいると、どこから手をつければいいか分からなくなることもあります。「ケアをしているのに痛みが引かない」「自分の状態に何が合っているか分からない」そんな時は、一人で悩まずにご相談ください。

