
院長:近江お気軽にご相談ください!

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近年、自宅で手軽に身体のケアができるマッサージガンが普及しています。しかし、多くの方を見ていると「間違った使い方」というより、実はとても「もったいない使い方」をしている印象を受けます。
私はスポーツカイロプラクターとして、またプロ向けデバイスの公式インストラクターを務めた経験から、多くの方のセルフケアをサポートしてきました。正しい方法を知れば、マッサージガンはさらに有効に身体のケアができるツールになります。
この記事では、マッサージガンで身体を痛めないための基礎知識と、基本ルールについてお伝えします。
マッサージガンを使う時、「痛いのが気持ちいい」「強く押されるのが効く」と強く押し当ててしまうことはありませんか。実はそれ、一番もったいない使い方です。
マッサージガンは、高速で皮膚を叩く「パーカッション」や振動の原理を用いて血流を促し、疲労回復を早めるとされています。
しかし、筋肉には強い刺激や痛みを感じると「身体を守らなければ」と反射的に硬くなる防御反応があります。痛いほど押し当てると、筋肉を緩めるどころかかえって緊張させてしまいます。
セルフケアは「毎日の歯磨き」と同じです。歯磨きも強く磨きすぎると歯茎を痛めるように、適切な力加減で優しくケアをすることが大切です。
安全に効果を引き出すために、ご自宅で使用する際は以下のルールを守ってください。
ある程度大きさのあるマッサージガンは「重い」と感じる方もいますが、実はあの重みには大切な役割があります。自分で強く押し当てずとも、機器自体の重さで適度な圧がかかるようになっています。慣れると、全く力を使わずにリラックスして当てることができます。


リカバリー目的であれば、1箇所あたり長くて1分程度しか使いません。同じ箇所をずっとやり続けるのは、意味が無い場合と身体を痛めてしまう場合の二通りしかありません。
もし1分で変化を感じない時は、時間を延ばすのではなく、振動数や先端のアタッチメントを変えることで刺激を工夫してみてください。
筋肉がない骨の出っ張りや関節部分に当てると、周辺の組織を痛める危険があります。また、首の前側など、太い血管や神経が通っているデリケートな場所への使用は避けてください。


お子さんのケアとして「子どもに使ってもいいですか?」とよく質問を受けます。使用自体は可能ですが、大前提として「しっかりとコミュニケーションが取れる年齢」であることが必須です。
マッサージガンの刺激が「痛い」「強すぎる」と感じた時に、自分の言葉で適切に伝えられる年齢以上での使用を推奨します。成長期の子どもの身体はデリケートなため、大人よりもさらに優しく、柔らかいアタッチメントで短時間ケアすることを心がけてください。
正しい使い方を身につければ、マッサージガンは日々の疲労をリセットする心強い味方です。(※運動前のウォームアップなど、目的別の使い方はまた別の記事で解説します。)
しかし、セルフケアだけで全てが解決するわけではありません。マッサージガンでケアをしていてもなかなか違和感が取れない場合、不調の根本的な原因が別の関節や全身の連動性にある可能性が高いです。
そのような時は、局所的なケアにとどまらず、一度専門家による身体全体のバランスの「評価」を受けてみてください。当院でも、全身の動きの評価と、専門的なパーカッションデバイスを用いたアプローチを提供しています。
マッサージガンは、機器の重さを生かして優しく、短時間当てるのが基本ルールです。「痛気持ちいい」と強く押し込むもったいない使い方は卒業し、今日からリラックスしたケアを取り入れてみてください。
もし、ケアを続けても不調が長引く時は、いつでも当院へご相談ください。正しいセルフケアと専門家のアプローチを両輪にして、快適な身体を保っていきましょう。
こちらのページの情報は特に、Therabody社のセラガンというマッサージガン(パーカッシブセラピー)に関するものを参考にしています。

