
院長:近江お気軽にご相談ください!

院長:近江お気軽にご相談ください!
こんにちは、OUMIカイロプラクティック・立川院の近江です。今日は肩や首の不調に悩む方にぜひ知ってほしい身体の使い方についてお話しします。


デスクワークやスマホ操作が長引くと、気づかないうちに首から頭が前へ出てしまう頭部前方位という状態に陥りやすくなります。この姿勢を防ぐには、首を支えるコアともいえる深層筋の働きと、それを目覚めさせる引く動きの運動がとても重要になってきます。
今回はその仕組みと具体的な取り組み方を、できるだけわかりやすくお伝えします。日々の生活の中で少し意識を向けるだけでも、身体の変化を感じやすくなります。



首の奥の筋肉が姿勢を守る要になっています
姿勢を語る時、多くの方は体幹のコアを思い浮かべますが、首にも同じようにコアと呼べる筋肉群があります。ここではその位置と役割について整理します。
首の骨は本来、背骨の上にすっと乗るような形で安定しています。この安定性を裏側から支えているのが、首の前面深部にある細長い筋肉です。表面からは触れにくく、日常生活で意識的に使う機会もほとんどないため、その存在自体を知らない方も多くいます。
このコアの働きが落ちると、身体は別の方法で頭を支えようとします。ここではその代償の仕組みについて説明します。
首のコアがうまく働かなくなると、代わりに首の後ろ側の表層筋が頭の重さを支え続けることになります。常に緊張した状態が続くと血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなります。
これが首や肩の重だるさ、頭痛やめまいといった不快な症状の背景にあることが多いです。夜になっても首がこわばって寝つきが悪いという相談も、実はこの代償の仕組みが関係しています。
首のコアを目覚めさせるためには、特定の動作を意識的に取り入れることが効果的です。ここではその代表的なアプローチについて解説します。
あごを引く運動と呼ばれる動きがありますが、実際にやっていただくと下を向いてしまう方がとても多いです。
正しくは、あごを下げるのではなく、頭自体をまっすぐ後ろへスライドさせるような動きになります。頭を後ろへ引き込んだ時に、後頭部から首の付け根にかけて伸びる感覚があれば、正しい方向で動けている目印になります。
効果を出そうとするあまり、力を入れすぎてしまう方もいます。ここでは注意したいポイントをお伝えします。
あごを引くことを意識しすぎて強く引きすぎると、背中や腰にまで負担を感じてしまうことがあります。そうなった場合は引きすぎのサインですので、力を抜いて動きを軽くしてください。強く引くことよりも、後頭部のストレッチ感を感じながら丁寧に動かすことのほうが大切です。
無理なく継続できる形で取り入れることが、結果につながる近道です。
何十回も何セットも頑張って行う必要はありません。数回動かすクセをつけて、1日を通して気づいた時に少しずつ行うほうが、長い目で見て身につきやすいです。デスクワークの合間や電車を待っている時など、思い出した瞬間に取り入れてみてください。
首のコアを整えることは大切な一歩ですが、それだけで姿勢のすべてが整うわけではありません。ここでは全身とのつながりについてお伝えします。
首の状態は、胸の背骨や肩甲骨まわりの機能とも密接に関わっています。ここではその関係性について説明します。
胸の背骨がかたくなっていたり、肩甲骨まわりの動きが乏しかったりすると、首だけを整えてもすぐに元の姿勢へ戻ってしまいます。首・胸椎・肩甲帯という三つのエリアがバランスよく機能して初めて、良い姿勢が維持できると考えています。
どこに負担が集中しているかを把握することが、根本的な改善への第一歩になります。
当院では姿勢を数値化しながら評価を行い、一人ひとりの身体に合わせたケアとエクササイズをご提案しています。
| チェックしたい部位 | 起こりやすい変化 |
|---|---|
| 首のコア | 頭を支える力が弱まり前方へ傾きやすくなる |
| 胸の背骨 | 丸まりやすくなり呼吸が浅くなる |
| 肩甲骨まわり | 安定性が落ち肩が内側に入りやすくなる |
どこかひとつだけを整えようとしても、他の部位が引っ張られてしまえば、また同じ姿勢にくずれてしまいます。皆さんは普段、自分の姿勢がどこからくずれているか意識したことはありますか。
自分に合った運動量や正しいフォームがわからないまま続けていると、思うような変化を感じられないことも多いです。当院では、症状の表面だけを追うのではなく、身体の使い方や生活習慣まで含めて根本から向き合うことを大切にしています。

