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足の外側が痛む!足首捻挫が長引く原因は「立方骨」かも

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足首捻挫が長引く本当の理由|立方骨症候群とは?

足首を捻挫して、もう何週間も経つのに、なぜか外側の痛みだけが残っている。そんな経験はありませんか?

整形外科でレントゲンを撮ったら「骨には異常ありません」と言われたのに、歩くたびに足の外側がズキっとする。湿布を貼って様子を見ているうちに、1ヶ月、2ヶ月と時間だけが過ぎていく。

実は、立方骨症候群という状態が見逃されたまま放置されていることが、足首の痛みが長引く大きな原因のひとつになっています。捻挫そのものが治っても、足の中の小さな骨の関節の動きに問題が残っていると、なかなかスッキリしないことがあります。

院長:近江

「異常なし」なのに痛みが続く方こそ、立方骨の関節の動きを疑ってみてください

目次

そもそも「立方骨」ってどこにある骨?

立方骨という名前を初めて聞く方も多いかと思います。これは足の外側、かかとの少し前あたりにあるサイコロのような形をした小さな骨のことです。足のアーチを支える重要な役割を担っており、歩いたり走ったりするときに体重をうまく分散させる「要」として機能しています。

立方骨の下には、長腓骨筋という筋肉の腱が通っています。この腱は立方骨の溝を通り抜けて足の裏へとつながっており、足のアーチを引き上げる力を生み出しています。

長腓骨筋腱が過剰に緊張したり、動きが制限されると立方骨にかかる負荷が変化し、関節の動きのバランスが乱れやすくなります。小さな骨ですが、周辺の筋腱と深く連動している存在です。

捻挫のあとに立方骨症候群が起きるメカニズム

足首の捻挫は、足が内側に強くひねられることで起こるケースが最も多いです。この瞬間、外側の靭帯が引き伸ばされるだけでなく、立方骨の周辺にも急激な力がかかります。

その結果、踵立方関節の動き方のバランスがくずれ、本来スムーズに機能すべき関節が制限された状態になることがあります。

通常の捻挫の処置では安静・冷却・圧迫・挙上が行われますが、立方骨の関節の動きそのものにアプローチすることはほとんどありません。靭帯の腫れが引いて「捻挫は治った」と判断されても、関節の動きの問題が残ったままであれば、痛みはなかなか消えない状態になってしまいます。

こんな状態に心当たりはありませんか?

捻挫後に長引く痛みの中でも、立方骨の関節機能の低下が疑われるサインがあります。

  • 足の外側(小指側)を押すと痛みがある
  • 歩き始めや階段を降りるときに足の外側が痛む
  • でこぼこした地面を歩くと足が不安定に感じる
  • 捻挫は治ったはずなのに数週間〜数ヶ月たっても痛みが残っている
  • 片足立ちをすると足の外側に違和感がある

これらが複数当てはまる場合でも、それだけで「立方骨症候群」と判断することは実はとても難しいのです。なぜそう言えるのか、次の章で詳しく説明します。

立方骨症候群と判断されるまでのプロセス

立方骨症候群は、いきなり「これが原因です」と断定できる疾患ではありません。足の外側に痛みが出る疾患は複数あり、それらをひとつずつ丁寧に除外していく「消去法」のような評価プロセスを経て、はじめて立方骨の関節機能の問題が浮かび上がってくることが多いです。

除外が必要な代表的な疾患としては、第5中足骨の疲労骨折(Jones骨折)、腓骨筋腱炎、足根洞症候群、外側靭帯の慢性損傷などが挙げられます。

これらのいずれでもないという評価の積み重ねの中で、立方骨の関節の動きの問題が見えてくるケースが多くあります。だからこそ、痛みが長引くときは自己判断で様子を見るのではなく、専門家による丁寧な評価が必要です。

「レントゲン異常なし」はなぜ起きるのか

立方骨症候群が見逃されやすい大きな理由のひとつが、レントゲンには映りにくいという点です。骨が折れているわけでも変形しているわけでもないため、画像検査だけでは判断が難しいです。整形外科で「問題ない」と言われた後も痛みが続くのは、こういった背景があります。

立方骨症候群は骨の形の問題ではなく、関節の「動き」と「はたらき」のバランスの問題です。だからこそ動きを評価できる専門的な視点と評価が必要になりますし、画像検査に頼るだけでは見落とされてしまいます。

痛い場所だけでなく、足部全体の動きとバランスを評価する視点が求められます。

カイロプラクティックでのアプローチ

当院では、足首や足部の問題に対しても全身のバランスを踏まえた評価を行ったうえでアプローチします。立方骨症候群に対しては、踵立方関節の動きの制限を丁寧に評価し、アジャストメント(カイロプラクティック独自の関節へのアプローチ)で関節の動きのバランスを整えていきます。

さらに、長腓骨筋などの筋肉のはたらきを取り戻すためのエクササイズも組み合わせることで、再発しにくい状態を目指します。

骨盤や腰椎のバランスがくずれていると足への体重のかかり方が変化し、立方骨への負担が増すこともあるため、全身を一連のものとして評価することを大切にしています。痛みの出ている場所だけを見ていても、根本的な原因が残っている限り再発を繰り返します。

スポーツをしている方へ

サッカーやバスケ、バレーボールなど足首への負荷が大きいスポーツをしている方に、立方骨症候群は決して珍しいトラブルではありません。

「テーピングを巻けば何とかなる」と感じながら練習を続けている方も多いですが、関節の動きの問題にアプローチしないままスポーツを続けることは、慢性化や他の部位への二次的なダメージにつながる可能性があります。

早めに状態を把握して正しいケアを積み重ねることが、結果的に一番の近道です。

一人で抱え込まないでください

足首の捻挫が長引く背景に、立方骨の関節の動きのバランスの乱れが隠れているケースは、思っている以上に多いです。

「レントゲンで異常なし」と言われた後も痛みが続いているなら、それはまだ原因が見つかっていないだけかもしれません。丁寧な評価と段階的なアプローチで、先が明るく見えることもあります。

足の外側の痛みで悩んでいるなら、どうか一人で抱え込まずに、いつでも気軽に相談してください。あなたの状態をしっかりと評価したうえで、最善のアプローチを一緒に考えていきます。


院長:近江

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