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足首外側の痛みの正体、3つの違いを徹底比較|捻挫・腓骨筋腱・足根洞

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足首を捻った後、時間が経っても痛みがすっきり取れない、そんな経験はありませんか。実は足首外側の慢性的な痛みには、いくつかの異なる原因が隠れていることがあります。

よくある足関節捻挫だけでなく、腓骨筋腱炎や足根洞症候群といった、症状が似ていながら原因の異なる状態が背景にあるケースも少なくありません。

今日はこの3つの状態がどう違うのか、どうやって見分けていくのかを、わかりやすくお伝えしていきます。

院長:近江

ちょっと捻った程度の捻挫でも、後々影響していることがよくあります

目次

足首の外側の痛み、原因は一つではありません

足首の外側に痛みが出た時、多くの方は「捻挫だから」と自己判断してしまいがちです。しかし実際には、捻挫そのものによる靭帯の損傷、その後の代償で生じる腓骨筋腱の炎症、そして足根洞という小さな空間に起きる炎症、これらはそれぞれ違うメカニズムで痛みを引き起こしています。

似たような場所に痛みが出るため区別が難しく、時間が経ってから初めて正体がわかることも珍しくありません。

足首捻挫とは何が起きているのか

足首を内側に捻ることで起きる捻挫は、主に外くるぶし周辺の靭帯、特に前距腓靭帯という靭帯が損傷する状態です。急性期には腫れや強い痛みが出ますが、適切な処置とリハビリを行えば多くは回復に向かいます。

ただ捻挫の厄介なところは、ひどい捻挫ではなく、ちょっとグキっとした程度のものでも、後々の身体に影響を及ぼすことがある点です。

捻挫後のケアが不十分だったり、足首周りのケガをしっかり治さないまま日常生活やスポーツを続けたりすると、そこから別の問題へと発展していくことがあります。

腓骨筋腱炎はどう違うのか

腓骨筋腱炎は、外くるぶしの後ろを通る腓骨筋腱そのものに炎症や損傷が起きている状態です。捻挫によって足首の安定性が下がると、身体はその不安定さを補うために腓骨筋群へ余計な負担をかけようとします。

その代償として腱に過剰なストレスが蓄積し、腱炎へとつながるケースがとても多い印象です。腓骨筋腱の問題は、親指側でのしっかりした踏み込みのはたらきにも関わってくるため、放置するとそもそも足のパフォーマンス自体に影響が出てきます。だからこそ、早めになんとかしたい部分です。

足根洞症候群とはどんな状態か

一方の足根洞症候群は、距骨と踵骨の間にある「足根洞」という小さな空間で炎症や瘢痕化が起きている状態です。捻挫の際に足根洞内で出血が起き、それが線維性の瘢痕組織になることで、足首の奥にじんわりとした痛みや不安定感が続くことがあります。

腓骨筋腱炎とは発生している場所も組織も異なりますが、いずれも捻挫という同じきっかけから生じることが多いため、混同されやすいです。

3つの違いを比較してみましょう

痛みの場所や質、生じるタイミングにそれぞれ特徴があります。ご自身の症状と照らし合わせながら確認してみてください。

状態主な痛みの場所特徴
足首捻挫(急性期)外くるぶし周辺の靭帯部分受傷直後の腫れと強い痛み
腓骨筋腱炎外くるぶしの後ろ〜足の外側歩行時や運動後にじわじわ痛む、腱の引っかかり感
足根洞症候群足首の外側のくぼみ(足根洞)奥の方の痛みや不安定感、坂道で悪化しやすい

見分けるためのチェックポイント

自分の症状がどれに近いかを判断する上で、いくつか目安になるポイントがあります。

  • 痛みの場所が腱に沿っているか、それとも奥の方でぼんやりしているか
  • 足首を動かした時にポキポキと音や引っかかりを感じるか
  • 坂道や不整地を歩くと足首がぐらつくか
  • 捻挫を何度も繰り返した経験があるか
  • 痛みが長期間、じわじわと続いているか

これらの状態は画像だけでは判別しづらいことも多く、実際に足首の動きや腱の状態を評価しながら確認していく必要があります。自己判断で様子を見続けるよりも、早めに専門家の目で確認してもらうことをおすすめします。

なぜ既往歴の確認が大切なのか

私が最も重視しているのが、過去の捻挫の既往歴です。「昔捻挫したことがある」「その時ちゃんと治療しなかった」という経緯は、今起きている腓骨筋腱炎や足根洞症候群と深く関係している可能性があります。

ケガをした時にしっかりとリハビリを行わず、足首の機能が完全に戻らないまま日常生活やスポーツを続けると、身体は他の部分で代償しようとします。その積み重ねが、数ヶ月後、数年後に別の症状として現れてくることが少なくありません。

特にスポーツカイロプラクティックでは、足関節の状態を細かく評価することで、昔やった捻挫が今の症状にどう影響しているのか、その可能性を確認することができます。

捻挫でも、腓骨筋腱でも、足根洞でも、足部自体の動きや、内在筋と外在筋のバランスをどうコントロールしているかを総合的に見ていく必要がある点は変わりません。

カイロプラクティックではどうアプローチするのか

カイロプラクティックでは、痛みが出ている場所だけを見るのではなく、足関節・足部全体のアライメントや動きのクセ、さらには膝や骨盤との連鎖的な関係まで含めて評価します。

足首の関節の動きを整える調整、腱や周囲の軟部組織への徒手療法、そして再発を防ぐための機能的なエクササイズを組み合わせることで、根本的な解決を目指していきます。経験上、痛みが本格化する前の段階で適切にアプローチできた時の方が、その後の経過が順調なケースが多いです。

足首の痛みが長引いている方、捻挫を繰り返している方、それが捻挫なのか腓骨筋腱炎なのか足根洞症候群なのか判断がつかない方は、一人で悩まずにご相談ください。足首に今何が起きているのか、一緒に確認していきます。


院長:近江

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