下肢のむくみ

下肢のむくみとは

下肢のむくみ（浮腫＝ふしゅ）は、足の皮膚や皮下組織に余分な水分が溜まって腫れぼったくなった状態のことです。

通常、血液やリンパ液は体内を循環していますが、重力の影響や血流・リンパ液の流れが悪くなることで、特に足首やふくらはぎ、足の甲などに水分が停滞し腫れが生じます。

働く女性を対象とした調査では、約8割以上の女性が足のむくみを感じていると報告されており、特に20代と40代で85％を超える高い割合となっています。

デスクワークや立ち仕事に従事する方に多く見られ、当院でもよくご相談をいただく症状の一つです。

下肢のむくみを放置すると、単なる見た目の問題だけでなく、様々な健康リスクを引き起こす可能性があります。

血液循環が悪化することで足が常に重だるく疲れやすくなり、日常生活の質が低下します。慢性的なむくみへと進行し、皮膚が硬くなったり色素沈着を起こしたりすることもあります。

さらに、血流の停滞により「深部静脈血栓症」を発症するリスクも高まるため、早めの対応が大切です。

下肢のむくみの原因

下肢のむくみは、長時間の同じ姿勢や筋力低下、ホルモンバランスの変化、内臓疾患など、さまざまな要素が複雑に絡み合って起こるものです。

そのため、症状の感じ方や進行には個人差があり、根本的な解決を目指すには、むくみの原因や全身のバランスを見極めながら整えていくことが大切になります。

下肢のむくみの原因としては以下がよく挙げられます。

実際に当院を訪れる方の中には、足だけに問題があるのではなく、骨盤帯のはたらき、筋力バランス、全身の循環が影響しているケースも多く見られます。

症状のある部位だけにとらわれず、全身の状態を多角的に評価することが、根本的な解決への近道です。

これまでいくつかの対策を試したものの改善が感じられなかった方も、まずは一度お気軽にご相談ください。

快適な生活のために当院でできること

なかなか良くならないな、と思っている時は他の選択肢も探すために、セカンドオピニオンをもらうという判断も必要になります。

一般的な下肢のむくみへのアプローチと特徴

下肢のむくみでは以下のような対処法が一般的です。

下肢のむくみの無い生活のために

足の重だるさや腫れを感じてしまうと心理的ストレスもたまり、日常生活のモチベーションに悪影響を与えます。

まずは、ご自身の足や身体の状態を正しく知り、「どこにアプローチをするべきか」「今現在の状態では何ができるのか」を見極めることが大切です。

実は、下肢のむくみに影響を与えるものの中には、骨盤帯や下肢全体の動き、姿勢、呼吸などもあり、それらを総合的に考えたアプローチを行う必要があります。

できるだけ日常生活を続けながら、その時の状態に合ったセルフケアを取り入れ、カイロプラクティックとエクササイズによる総合的なケアを始めてみませんか？

当院の特徴

当院では、アメリカの国家資格（DC）を持つカイロプラクターである院長が、初回のカウンセリングから施術まで一貫して対応いたします。

症状のある場所だけにとらわれず、下肢のむくみの原因を見極めた上で、その場限りではない根本的なケアを、豊富な経験をもとに行っていきますので、安心してお任せください。

当院で変化を感じる方が多い理由

下肢のむくみを根本から解決し再発を防ぐためには、下肢の循環や筋ポンプ機能、全身のバランスなど、今の身体がどのような状態にあるのかを正確に把握することが何より大切です。

そのため当院では、症状の経過や日常生活での負担のかかり方といった、わずかな変化も見逃さないよう、評価から施術まで院長が責任をもって丁寧に対応しています。

神経・筋骨格系と運動に精通したカイロプラクターが、あなたの身体にしっかりと向き合い、再び快適に過ごせる毎日をサポートします。

下肢のむくみのQ＆A

下肢のむくみは自然に治りますか？

長時間の立ち仕事やデスクワークによる一過性のむくみは、足を高くして休むことで自然に改善することが多いです。ただし、数日以上続く場合や左右差がある場合は専門医の診察が必要です。

むくみと下肢静脈瘤の違いは何ですか？

むくみは皮下組織に水分が溜まった状態で、下肢静脈瘤は静脈弁の機能不全により血管が拡張してコブ状に浮き出る病気です。下肢静脈瘤では血管の浮き出しや足のつり、皮膚の変色などの症状も伴います。

むくみは何科を受診すればいいですか？

まずは内科やかかりつけ医を受診し、全身的な検査で心臓・腎臓・肝臓などの異常がないか確認します。足の血管が浮き出ている場合は循環器内科や血管外科が専門的です。

マッサージでむくみは改善しますか？

ふくらはぎのマッサージやリンパドレナージュは一時的に効果がありますが、根本的な原因が解決されなければ元に戻ります。強すぎるマッサージは皮膚や血管を傷つける恐れがあるため、適切な方法で行うことが大切です。

弾性ストッキングを履けばむくみは治りますか？

弾性ストッキングは症状を軽減し進行を遅らせる効果がありますが、根本的な治療にはなりません。下肢静脈瘤などには有効なサポートツールですが、原因疾患そのものを治すわけではありません。

効果を実感された方の声

下肢のむくみに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、以下のような変化を実感されています。

足は身体の土台であり、歩行時の負荷を支えるなど、様々な動作で使われる重要な部位で、そこに不調があると全身のバランスにも影響が出てしまいます。

だからこそ早めに対応することが、症状の改善はもちろん、再発予防にもつながります。

当院では、下肢と全身を同時にチェックしながら、身体の状態を丁寧に見極め、一人ひとりに合わせた施術で根本的な解決を目指しています。どうぞお気軽にご相談ください。

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