
院長:近江お気軽にご相談ください!

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ゴルフのスイング中に親指がズキッとする、グリップを握るたびに違和感がある。そんな症状に心当たりはありませんか。


スポーツをしている方の中には、繰り返しの動作で親指の付け根に負担が積み重なり、母指CM関節に負荷がかかり過ぎた状態になっている方が少なくありません。ゴルフはもちろん、テニスや野球など、手や指を強く使う競技全般で起こりやすい悩みです。
痛みを我慢しながらプレーを続けるのではなく、テーピングをうまく取り入れることで身体への意識を高められる場合があります。今日はスポーツ時のテーピング活用法について、お伝えしていきます。



テーピングの本当の役割を知ると、使い方が変わります
ゴルフのスイングでは、クラブを握った状態でインパクトの瞬間に強い衝撃が手に伝わります。この時、親指の付け根にあるCM関節には、圧縮とねじれの両方の力が加わりやすくなっています。
繰り返しのスイングで少しずつ関節への負担が積み重なると、ラウンド後に親指がだるい、握力が入りにくいと感じることがあります。それは負担が蓄積しているサインかもしれません。
ゴルフに限らず、テニスのラケットワークや野球のバットスイングなども、同じように親指を酷使する動作です。年齢を重ねるにつれて関節や軟骨の状態も変化するため、若い頃と同じ力の入れ方を続けていると負担がより蓄積しやすくなります。
競技を長く続けている方ほど、身体の変化に気づきにくく、無理を重ねてしまう傾向があります
ここでお伝えするテーピングは、キネシオテープのような伸縮性のあるタイプです。ガチガチに固定する昔ながらのテーピングとは異なり、伸び縮みするため、関節の動きを大きく制限することはできません。
むしろ狙いは逆で、スポーツパフォーマンスへの制限をかけない範囲で、その部位への意識を高めることに使います。テープが皮膚を通して脳に刺激を送り続けることで、無意識のうちにその部位を気遣うように働きかけるサポートツールです。
当院で扱っているテープも、この考え方に基づいたものを採用しています。伸縮性が高く、汗をかいてもはがれにくいため、ラウンド中や練習中もつけたまま過ごせる点が特徴です。デザインも豊富で、見た目を気にせず使いやすいことも選ばれる理由のひとつです。
テープの伸び縮みが皮膚に触れ続けることで、脳がその部位の存在をずっと感じ取っている状態をつくります。結果として、意識していなくても自然とその部位を気遣うような動きになりやすくなります。
貼る向きよりも、貼る位置などに気を配ることの方が大切です。痛みが出ている部位やその周辺に、心地よいと感じる強さで貼ることを意識してみてください。強すぎる圧で貼ると、かえって皮膚への刺激が過剰になり、心地よさが失われてしまいます。
テーピングを貼ったら痛みが出なくなった、だからもう治った、という考え方はおすすめしません。痛みが出にくくなることと、関節の状態が良くなることは、必ずしも同じではないためです。
テーピングはあくまで気づきを与えるサポートです。日頃のセルフケアや専門家によるケアと組み合わせてこそ、本当の意味を持ちます。
テーピングを使いながらも、並行してご自身の身体の状態を専門家に確認してもらうことが、長く競技を続けるためには欠かせません
特にゴルフでは、親指にテーピングをした上からグローブをはめるという使い方もできます。見た目も気にならず、プレー中も違和感が少ないため、ラウンド中の活用方法としてぜひ試してみてください。普段のグローブと同じ感覚で着けられるのも嬉しいポイントです。
テーピングを使う場面は、あくまで一部の時間です。それ以外の時間に、どれだけ手や身体を気遣えているかが、痛みの出方に大きく影響します。
練習量やインターバルの取り方、手首や肩まわりの柔軟性など、普段の過ごし方を少し見直すだけでも変化が出ることがあります。
親指だけを見るのではなく、身体全体のつながりを意識することが、負担を減らす近道になります。日常の中でも、手をよく使った後は軽くストレッチを取り入れる習慣をつけておくと、負担が積み重なりにくくなります。
忙しい方でも、寝る前の数分だけでも十分に意味があります。継続することで、少しずつ身体の使い方に対する感覚も変わってきます。
当院では、スポーツによる指や手の痛みに対して、痛む部位だけでなく身体全体の動きの連動性を評価します。ゴルフであればスイング動作、テニスであればラケットワークといった、競技特有の動きのクセまで含めて確認することが多いです。
CM関節自体の動きを整えながら、手首・肘・肩の連動やフォームの傾向まで含めて確認し、競技を続けながら改善を目指すことが当院のアプローチです。
テーピングの貼り方についても、その方の競技やプレースタイルに合わせて一緒に確認していきます。スポーツケアの知見を活かしながら、パフォーマンスを大切にした身体づくりを考えていきます。日々の練習やラウンドを楽しみながら続けられる状態を目指すことを大切にしています。
「このくらいなら大丈夫」と我慢しながらプレーを続けていると、気づいた時には慢性的な状態になっていることがあります。特にゴルフや競技スポーツを長く楽しみたい方ほど、早めの対処が結果的に競技寿命を延ばすことにつながります。
テーピングは有効なサポートツールのひとつですが、それだけに頼り続けるのではなく、日頃のケアと組み合わせることが大切です。使い方も含めて、一度専門家と一緒に見直してみることをおすすめします。
親指の痛みで悩んでいる方は、一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。一緒に、競技を楽しみ続けられる身体づくりをしていきましょう。

