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【むちうち・むち打ち症】脳が事故の状態を覚えている?なかなか良くならないのは脳のせい?


むち打ち症はなかなかよくならなくて悩んでしまう問題の1つです。

 

それは普段の生活では経験しないようなストレス(負荷)が事故などによってかかることで、脳と身体が過剰な反応をしてしまうことが原因の1つとして考えられます。

 

「痛みがなかなかひかない」

「首の動きに制限がある」

「頭痛やめまいまで出てきてしまった」

「なんだか肩や腕までおかしくなってきた」

 

むち打ち症、特に長い間痛みや首の動きの悪さに悩んでいる方、以前むち打ち症になったことがあってそれ以来、なんだか違和感が取れないなどでお困りの方は米国資格(DC)カイロプラクティックの当オフィスが力になれるかと思います。

 

むちうちってどうやって起こるの?


むち打ち症は首に急激な加速・減速の力が加わることで起こるケガです。多くの場合で頚椎の捻挫ということになります。

 

車に乗っていた場合は後ろから追突されたり、横から追突されたりして起こることがあり、サッカー・レスリング・水泳のダイビングなどのスポーツでも起こることがあります。

 

最近では、交通事故に関連したむち打ち症は後ろからあまり早くないスピードで追突された時に起こる」ことが多いと言われています。

 

つまり、必ずしも大きな事故の際にだけなってしまうものではありません

*Low-Speed Rear Impact

 

多くの場合、むち打ち症は慢性的(3ヵ月以上続くこと)に痛みや動きの制限などの問題が残りやすいものです。

 

関節に問題が出てしまったり、筋肉などを傷めてしまうこともありますが、もともと首の痛みがあると余計になりやすいと言われています。

 

事故やスポーツなどのストレスを受けた直後はなんともなくても、2~3日遅れて症状が出てくることもあります

 

むちうちでよくある症状


  • 頭の後ろあたりが痛い(後頭下頭痛)
  • 首を動かすと痛みや頭痛がある
  • 首が動かしにくい(痛みに対する防御反応で筋肉がかたくなってしまっています)
  • 首まわりや肩まわりの筋肉のバランスがくずれて頚椎の問題が出てくる
  • バランス感覚がおかしい
  • めまいがある
  • 精神的にストレスになってしまい、寝れない・不安・“うつ”などの症状が出る

多くの場合、関節の動きがおかしくなったり、首まわりの筋肉のバランスがくずれることで上記のような症状につながることがあります。

 

特に首まわりの機能は神経学的にみると目や顎(あご)とも関係しているので、それらの部位に問題がでてくることもあります。

 

むちうちにはどんなアプローチをしたほうがいいのか?


徒手療法や運動・エクササイズを併用することがむち打ち症を改善する上で有効とされています。(4)

 

長期的に首を固定しまうことが常にベストな選択とは限らないとも最近では言われているので、アクティブに段階的に動かせるようにしていくことが重要です。

 

「むち打ち症になったのはもう随分前だけど、いまいち良くなってないんだよね」

 

というような方には運動やエクササイズ・セルフケアを交えたケアをおすすめします。

 

★注意事項(OSCに来る前に)★


むち打ち症は交通事故やスポーツなどの大きな外的ストレスが原因で起こることが多いです。

 

特に急性の場合(事故直後など)は骨折やより深刻な関節・筋肉へのダメージが考えられるので、まずは医療機関で画像診断などの精密な検査を受けることが重要です。

 

腕や手がしびれる、感覚がおかしい、力がうまく入らないなどの場合もしっかりとした評価が必要です。

 

カイロプラクティック+運動


立川市のOUMIスポーツカイロプラクティック

OSCでは、まず初回に運動やその他施術を行っても大丈夫か、それを行うことで効果が出そうかどうかをしっかりと調べます。

 

その上で、動きの悪い関節にカイロプラクティックアジャストメントで刺激を入れ、バランスの取れていない筋肉を正確に見つけ出し、筋肉のリリースやエクササイズを行います。

 

脳が普段経験することのないストレスを感じてしまうことから、むち打ち症は通常の首こりや首痛などよりも良くなるまでに時間がかかることが多いです。

 

*OSCでは初回の評価結果に基づくあなた独自のケアプラン(施術計画書)を作成し、根本解決のサポートします。

*初回の評価結果によっては、医療機関の受診・再受診をすすめることがあります。

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参考文献:

  1. Shaw L, Descarreaux M, Bryans R, Duranleau M, Marcoux H, Potter B, Ruegg R, Watkin R and White E. A systematic review of chiropractic management of adults with Whiplash-Associated Disorders: recommendations for advancing evidence-based practice and research. Work. 2010;35(3):369-94.
  2. David Vállez García, Janine Doorduin, Antoon T.M. Willemsen, Rudi A.J.O. Dierckx, and Andreas Otteb. Altered Regional Cerebral Blood Flow in Chronic Whiplash Associated Disorders. EBioMedicine. 2016 Aug; 10: 249–257.

  3. Souza TA. (2014). Differential Diagnosis and Management for the Chiropractor 5th Edition. Burlington, MA. Jones & Bartlett Learning.

  4. Bussières A, Stewart G, Al-Zoubi F, Decina P, Descarreaux M, Hayden J, Hendrickson B, Hincapié C, Pagé I, Passmore S, Srbly J, Stupar M, Weisberg J, Ornelas J. The Treatment of Neck Pain-Associated Disorders and Whiplash-Associated Disorders: A Clinical Practice Guideline. J Man Phys Ther. 2016. 39(8): 523-565.