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【胸郭出口症候群】腕がしびれる、腕がだるい


腕がだるい、重くてだるい、しびれや刺すような痛みがある。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)というものがあります。

 

小指や薬指にかけて症状が出ることも多く、特に腕を上げるような動きで症状が悪化することもあります。

 

症状の場所自体もあまり特定できず、「なんとなくこの辺に違和感があるんですよね」という方も多いです。

 

腕がだるいのに何をすればいいのかわからないというのはとてもつらいことだと思います。OSCではそういった方々のために知識と経験に基づいた問題の根本へのアプローチを提供しています。

  • 薬を飲んで、安静にしているけどなかなか良くならない。
  • どういったアプローチをすればいいのかわからない。
  • 腕が重だるくてイライラする。

といったことでお困りの方は是非一読ください。

 

*胸郭出口症候群という名前は漢字が多く長いので、以下より英語での略称であるTOSThoracic Outlet Syndromeを使います。

 

どこが問題なの?


*Thoracic outlet=胸郭出口、Nerve=神経、Artery=動脈、Vein=静脈、Rib=肋骨、Clavicle=鎖骨

 

TOSとお医者さんで言われてきましたという方がよくいらっしゃいますが、TOSという言葉自体は胸郭の出口で何かが起きているくらいの意味しかないので、何が根本的な原因なのかということをつきとめなければなりません。

 

胸郭というのは、上の図にあるように肋骨(あばら骨)で囲まれたた”かご”のような部位を意味しています。そのかごの上の口の部分、首に近い方の部分をあばら骨のかごの出口=胸郭出口と呼びます。 *上の図のThoracic outletがそうです

 

この部分には腕や手に関係する神経や血管の束が通っているため、出口付近にある骨や筋肉の影響を受けることで腕の症状として出てしまうことがあります。統計ではTOS90%近くは神経が何かしらの影響を受けて症状につながっているとされています。

 

特にこの部分を通っている神経や血管に影響を与えやすい部位が3か所ほどあり、まずはそのどれが一番の原因となっているか見つけることが大切になってきます。

 

*参考(影響しやすい3つの部位)

  • 斜角筋が関係しているもの(斜角筋症候群)
  • 頚肋などが関係しているもの(頚鎖症候群)
  • 小胸筋が関係しているもの(小胸筋小胸筋)

さらには、その出口付近にある骨や筋肉は普段の姿勢とも大きく関係しているため、姿勢へのアプローチも大切であり、そういった理由から現代社会においてよく見られる問題の1つでもあります。

 

スポーツや交通事故などの外傷が原因、野球水泳などにおいて繰り返し腕を使うことが原因でおこる場合もあります。

 

どうやってTOSだってわかるの?


TOSは腕に症状があるからと言って、いきなり「あなたは胸郭出口症候群です」とはなりません。頚椎症性神経根症などその他のケガや病気の可能性を排除した上で最終的にたどり着くことが多いです。

 

胸郭の出口だけでなく頚椎や肩の関節の動きも影響するので、包括的なアプローチが求められます。

 

そのためにも、初回でのカウンセリングや過去のケガ、生活習慣をしっかりとチェックすることが大切です。

 

姿勢に関係する筋肉が影響を受けやすいことから、腕の症状と一緒に肩こりや首こり・頭痛もあるという方も少なくありません。

  • 腕を挙げるとしびれる、重だるい
  • 肩こりや頭痛と共に腕の痛みもある
  • 以下の場所にしびれや刺すような痛み・感覚がおかしいなどがある(上肢、首、僧帽筋、肩、腕、鎖骨の上あたり、胸、後頭部、手指など)

上記のような症状がTOSによくみられます。

 

OSCではどうするの?


立川市のOUMIスポーツカイロプラクティック

多くの場合はエクササイズや徒手療法を合わせた保存療法によるケアが主流です。

 

悪い姿勢によってかたよりがちな筋肉のバランスをリリースやエクササイズで改善し、正しい呼吸方法を学び、関節の動きを良くして脳とからだのコミュニケーションを円滑にすることが大切です。

 

姿勢などは普段の生活・運動習慣と密接に関係しているので、あなた自身の普段からの心掛けが重要です。

 

カイロプラクティックで背骨・骨盤などの全身の関節の動き、そしての肋骨(あばら骨)や鎖骨(さこつ)の動きをチェックすることも有効とされています。

 

OSCでは、初回に評価を中心に行いTOSの根本的な原因となっている場所を特定します。

それを基にケアプラン(施術計画書)を作成し、問題の根本解決をサポートするためのあなた自身にあったケアを提供していきます

 

*頚椎のヘルニアや骨の異常などその他のより深刻な問題と関係していることもあるため、専門家による正しい評価が必要です。OSCでもカウンセリングと評価の結果によっては医療機関の受診・再受診をすすめています。

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